評価:★★★★☆
【STORY】
自由奔放な青年が重度の自閉症の兄と出会って心を開き、忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心暖まる感動のロード・ムービー。高級外車のディーラーをしているチャーリーの元に自分を勘当した父の訃報が届く。遺産目当てに故郷に戻った彼だったが遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、レイモンドの手に渡る事を聞かされる。なんとか金を物にしようとチャーリーは施設にいるレイモンドを誘拐まがいに連れ出し、ロスに戻ろうとするのだったが……。(allcinema ONLINE)
【CAST】
ダスティン・ホフマン
トム・クルーズ
ヴァレリア・ゴリノ
ジェリー・モーレン
ジャック・マードック
マイケル・D・ロバーツ
etc,,,
第61回アカデミー賞と第46回ゴールデングローブ賞、さらに第39回ベルリン国際映画祭においてそれぞれ作品賞を受賞。
有名作品で、しかも家にDVDがあるのにもかかわらず今まで観ないでほったらかしにしていた本作をやっと観ました。
自閉症という症状が位置づけられたのは結構最近ではあるので公開当時とかは理解がだんだん深められてきている段階でしょうからそのときに観ていれば感じることも違うかなといった感じで、今はだいぶ浸透しているから個人的には話としては平凡な印象でした。
劇中でも発音の問題で、自閉症(Autistic)という言葉を芸術的(Artistic)なんて言ってるところもありましたしね、まだ浸透していない感じが描かれていましたね。
でもトム・クルーズ演じるチャーリーとダスティン・ホフマン演じるレイの関係がだんだん変わってくる感じは観ていて微笑ましく、ほっこりしました。ゆったりと流れる感じはとても良かった。
レイモンドの口癖?の「uh-oh」と「yeah」がとても可愛い!
キスの感想の「wet」には可愛くて思わず笑ってしまいました。笑
結局一緒に暮らすことはできず、終わり方がそこで終わってしまうの?という感じではありましたが、意思の疎通がはかれていないように見えても二人の心はちゃんと通じてて理解もしている、チャーリーをメインマンと呼ぶのにはジーンときました。
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