評価:★★★★★
【STORY】
田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
エイミー・ポーラー
フィリス・スミス
ルイス・ブラック
ミンディ・カリング
ビル・ヘイダー
ケイトリン・ディアス
etc,,,
11歳の少女の頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメ。
日本でも結構最近頭の中の感情を扱った『脳内ポイズンベリー』というのがやってましたね、観てませんけど←
で、この間映画館はファーストデイで、友人と共に観てきました。
ファーストデイだからなのか映画館満員御礼!!満員の中映画を観るのは初めてかもしれない。
てか邦題を何故微妙に変えたのだろうか?
私の涙腺のもろさ、おわかりいただけるだろうか。笑
良い時間がなかったので吹替で見たのですが、始まる前には日本版テーマソングを歌うドリームズ・カム・トゥルーの曲『愛しのライリー』が流れて始まる前からまるでエンディングでした。そして、ライリーライリー♪の曲が頭にすり込まれた・・・笑
そして監督からのメッセージ付き!!
“これはあなたの物語です”
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150801/22/jen-jare/7c/96/p/o0800044813383287108.png?caw=800)
短編ですでに泣いてしまったので、本編に入ってからももちろん泣きっぱなし。ライリーが生まれてヨロコビの感情が最初に誕生するのですが、そこでも泣いた←
それぞれの感情に合わせて変わるライリーの表情、その他映像の色合いかわいらしくきれいでとにかく素晴らしい。
ムカムカもイカリも似たような感情なのでは?と思ったけど観てみると違う、そしてそれぞれに役割があって何一つ欠けてはいけないんだなと改めて実感。
自分の頭の中でも感情がこんなふうにてんやわんやしているのかと思うと面白いなとも思いました。
カナシミって確かにできれば少ないほうが良いと思うけど、カナシミがあることで誰かの気持ちに寄り添うことができるし、カナシミがあるからこそヨロコビも大きなものになるのだなぁ~と。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150801/22/jen-jare/60/6b/j/o0800045013383287107.jpg?caw=800)
ところどころ笑えるところもあり、5つの感情だけではなく記憶を整理する係だったり妄想の恋人だったりもいて。
妄想の恋人が「君のためなら死ねる」しか言わないしきもいんだけど(笑)最後まで役目があったりと面白く、ビンボンも泣かせてくれました。
「記憶は忘れていくもの」
そう言って思い出の玉が黒くなって捨てられて、なんかさみしい気持ちになったけど確かに忘れていくもので、そういうところも描いてていいなぁと思いました。
人の性格を作る核となる大事な思い出が最終的にはいろんな感情がくっついてできたものになって、思い出や感情は1つだけで構成されてるものじゃないよな~と。
家出をして、でも家に戻って、家族に自分の悲しい気持ちを素直に伝えているところは号泣。
とてもよくできてて観てよかったと思える作品です。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fmovie.blogmura.com%2Fmovie_foreign%2Fimg%2Fmovie_foreign88_31.gif)
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