ミスト | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:The Mist(2007年)


評価:★★★☆☆
N A T U R A L

【STORY】

ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。(シネマトゥデイ)


【CAST】

デヴィッド役・・・トーマス・ジェーン

ビリー役・・・ネイサン・ギャンブル

カーモディ役・・・マーシャ・ゲイ・ハーデン

ノートン役・・・アンドレ・ブラウアー


etc,,,




”映画史上かつてない、震撼のラスト15分”


ってのが気になって見たけど思ったよりB級要素たっぷりな作りに震撼・・・。CGバリバリの化け物(汗)


「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」の監督さんと思えない・・・。と思ってしまったりしますが、そうじゃなくて。怪物的なのはあくまでも脇役なのでそういった状況下に置かれた場合の人間のありのままの姿を描いてます。ほんとに人間の心理を良くかいてるなぁ~と感心いたしました(・ω・)ノ実に人間らしい行動ですよねぇ~。最悪だけど。


姿の見えないものは誰だって怖いし、それが得体の知れないものだったら尚更。


そのとき人はどんな行動をとって助け合うのか。そこが問題ですよね(-"-;A

  
神の存在を信じてやまないカーモディ。信仰心のあつい私は絶対に救われると 思うことで自分を守りますが、それが意外と厄介なんだよね。団結しちゃうと言う事 聞かないというか助かりたいって気持ちが大きくなっちゃうのよね。だからどんな 犠牲が出ようと気にしない。人間って怖ぇ~・・・ってか人間ってばかだなぁ~って・・・。



うわさの震撼のラストは重いです。後味がとても悪い!!

生きようという努力を惜しまない人たちがスーパーにいても仕方ない! ということで計5名で脱出を試みます。がしかし、車で走っても走っても霧!! ガソリンも尽きて手には4発の弾がこもった銃・・・。5人いるのに何てことだ。 となり、結果的に銃のほうが手っ取り早く死ねるだろうということでデヴィッドは みんなを撃ち殺します。しかも我が子までも・・・。で、デヴィッド自身は怪物に 食べられて死のうとするのですが、こんな結果は有りなのかとヽ(゜д゜;) 

頑張って生き延びようとしてたのに心中っていうあまりにも早い決断には あまり納得がいかなかったのが正直なところ。衝撃的過ぎるでしょ~(汗)

お父さんと家で見たんだけど子を持つ親としてこの作品はほんとに無理! とのことでした。まぁ~我が子を殺して自分は生き残ってしまうってゆー 結末は確かにいただけないし正気ではいられないですしね。つまらない というかなんか人間ってこうゆうものなんだって思い知らされたとゆうか。