長らくブログから離れていましたので、
ひさしぶりの更新で緊張してます汗

慣れが戻るまで、ゆっくりのんびりなペースになると思いますけど、またまたよろしくお願いいたしますm(__)m


ひさしぶりの更新となる今回のブログのお題は・・・

『あるオーナーの確固たる決意!!』


あるオーナーとは・・・

ノースヒルズで有名な
前田幸治氏ひらめき電球


ノースヒルズといえば、これまで
三冠牝馬クラッカースティルインラブ
宝塚記念馬クラッカーアーネストリー
天皇賞馬クラッカービートブラック
等々、独自の育成牧場を管理し数多くの活躍馬を輩出している日本競馬界でも指折りの存在ビックリマーク


そのノースヒルズを代表するのがオーナーである前田幸治氏。

その前田氏がこれまで一貫して貫いているある信念がありますひらめき電球


それは・・・

『自分の管理する馬達には絶対に外国人騎手は乗せない』

というもの。


今や欧州を中心に世界各国から名手達が来日し短期免許を取得し日本で騎乗する事が珍しくなくなってきた最近の日本競馬馬

その中で『外国人騎手を乗せない』という信念には何があるのでしょうか・・・!?


以前、某番組でノースヒルズでの取材の際に前田氏はこう話しています。

「今や海外の騎手が日本で乗ることに違和感を覚えないホースマンが少ない。彼らが勝つ事で当然、乗り鞍は彼らに集まるし大きなレースを勝つチャンスも増える。自分の馬のためには良い事なんだけどね・・・それで良いのかと思うんだ」


今やシーズン問わず来日する外国人騎手。

判断力、そしてレースでの戦略、それに腕力と日本の騎手をまるで全てにおいて圧倒するかのような成績で有力オーナーが海外の名手を頼ってしまう傾向が現在の競馬界にみられる光景ビックリマーク

当然、馬主としては勝つ可能性を見いだす手段として外国人騎手の騎乗を多様化する訳ですが、前田氏はそこに疑問を投げかけた訳です!!


「馬主としては自分の馬が勝つために、勝つ事を最優先させなくちゃいけない。でも、自分の利益や地位を求める事と同じくらい考えなければいけないのは日本の競馬の未来。大げさに言えば国技といわれる大相撲が横綱や大関が外国人ばかり。日本が世界に誇る国技が外国人隆盛なんて恥ずかしいって思わないといけないんだよ。それが今の日本の競馬界にも起きているんだよ。しかもオーナー達の手でね」


日本の騎手と外国人騎手とが腕を競い合い共にレベルを高めあうことを理想としていた前田氏。

ところが次々に訪れる外国人騎手達の日本競馬での活躍汗
勝つ事を絶対的に求めなければならない馬主としての立場を踏まえても、日本の騎手達が特に若手の騎手が乗る機会がありながら、その機会を失い成長ができないでいる現況に前田氏は自身の確固たる強い意志を据えたようなんです!

「現にいろんな海外の騎手から、うちの馬に乗せてほしい!なんて話もきたけど断ってるよ。そのぶんデビューから乗っている騎手や頑張って結果を残そうとしている騎手に逆にお願いしている。日本の騎手だってやれるんだよ。機会を与えてあげなきゃいけないんだよ。本当に馬、人を大事にする関係を大切にしたい」


今回、日本ダービーに出走するキズナにも
『馬主、調教師、厩舎スタッフ、そして騎手と皆が絆を持って一丸となって勝利に向かって行く気持ちの表れ』
と、馬名の由来を話している前田氏。

主戦だった佐藤哲騎手が長期の離脱で乗れなくなった際も、自身、そして佐藤哲騎手と親交のある武豊騎手へのバトンタッチを希望したんだとかひらめき電球

「仲間のためにダービーに挑むというのは初めてだし、責任を感じますね。」

あの天才騎手をして経験のない主戦騎手のピンチヒッターとして挑むダービークラッカー


常に日本競馬の現況を考え、時世に流されず『日本の馬、騎手の事を第一に考えたい』
という強い意志が、今年の競馬の祭典の主役候補に名乗りでた訳です!!



自身の馬主としての立場よりも、己の利益よりも変化している今の競馬界に警鐘を鳴らす存在のようでもある前田氏の確固たる決意!!


この強い決意が今後の日本の競馬にどんな影響を与えていくのか!?
注目していきたいです。



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