イギリス競馬が発端となって欧州競馬では広まりつつあるレース中のムチの使用制限ドンッ


これは1レース毎に騎手が使用するムチの使用回数を制限するもので、イギリスにおけるサラブレッドへの愛護や動物保護団体からの陳情もあって実施されているものひらめき電球

実際にはムチの使用回数が1レースで7回までと決められ、かつラスト1Fまでは5回という騎手には厳しい制約がルールとして定められているようです叫び


このムチ使用制限ルールは、日本人騎手もイギリスなど適用している国で騎乗する際は従って騎乗していますが、制限回数を越えたために違反として罰せられたケースをよく目にしたものです汗



この騎手には非常に厳しいムチ使用制限ルールが、ここにきて欧州の騎手達から抗議の声があがり今の欧州競馬界で大問題となっていますメラメラ



その抗議の引き金となったのが・・・



厳しい罰則あせるあせる



内容としては・・・

ひらめき電球最低5日間の騎乗停止ガーン
ひらめき電球賞金と騎乗料は全て没収ガーン
ひらめき電球勝利騎手のみの該当ではなく、騎乗した全ての騎手にこのルールが適用される


内容だけ見ても、本当に冷や汗ものの厳しい罰則規定ショック!あせる



実際に最近、この罰則規定を受けたのが昨年ブエナビスタの主戦として騎乗したフランスのスミヨン騎手。


先週のアスコット競馬場で行われたチャンピオンSという伝統のレースを制したスミヨン騎手でしたが、ラスト1Fでムチを6回使用したとして、5日間の騎乗停止と賞金&騎乗料を含めた総額640万円が没収される事態にあせるあせる


これには、短気でしられるスミヨン騎手も激怒むかっむかっ


「騎乗停止は仕方がない。ただ1回の使用オーバーしただけで賞金を没収された。こんなスポーツはない!たった1回のミスでだぞ!」



更にアスコット競馬場の開催期間中に相次いでムチ使用制限ルールに違反したとして罰則規定を受ける騎手が続出ガーンあせる


騎手のなかからは、


「このルールがある限り馬主や調教師を満足させる騎乗はできない」


と、不満を訴える騎手もいて騎手免許を返上するケースもあったんだとかあせるあせる



主催者側と騎手が真っ向から対立する事態となってしまった訳ですメラメラ


こうした緊急事態にイギリスの競馬協会と騎手会とが話し合いを行いましたが、騎手会側はルール変更が成されない場合は、翌週からの騎乗をボイコットする強気の手段をとる考えを伝えたそうで競馬協会の回答待ちという状況・・・ひらめき電球



日本の競馬シーンでは想像できないムチの使用制限!!


逃げ馬の出ムチドンッ
追い込み馬のスパートドンッ
そして、直線の激しい叩き合いドンッ


こうしたシーンが一気に無くなる訳ですから、確かに騎手としては難しい騎乗になりますよね汗



日本でもJRAが一時はムチの使用制限を検討した事もあったそうですが、実施するには、かなりの検討時間と騎手との調整に時間が必要になりそうですあせるあせる



サラブレッドの愛護か!?

それとも

騎手のレースコントロールを優先か!?



非常に難しい駆け引きが今、欧州で行われています!!!!





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