またカツカレーが食べたくなった。
東村山・久米川界隈ではカツカレーの名店だったひの食堂と狩勝が閉店してしまったので、カツカレーの最後の砦はしなのしかない。
その日は迷わず久米川のしなのに向かう。
最近昼時はお店が満席で2回ほど入れず苦い思いをしていたが、その日は雨が降っていたので、客は私を入れて2名だけだった。
メニューも見ずに店主にカツカレーをと注文を通す。
暫し待った後に、いい香りを漂わせてカツカレーが登場する。
目黒とんきのように肉と衣が剥がれやすいカツではあるが、それがまたいい味わいを醸し出している。
香り高いカレールゥーは力強くパンチがある。
私にとってほぼ理想的なカツカレーだ。
その日は気分的に生卵は添えなかった。
美味しかった。
また数日経つとまた食べに来たくなるカツカレーなのである。