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ナックル・バイン
 
モラウの弟子。ビーストハンター。キメラ=アント討伐隊。放出系能力者。
 
討伐隊に決まりNGLへと向かう。
 
戦歴5千を誇り、カイトにひけをとらない体術など元々実力も十分だったが、優し過ぎる精神面に問題があった。
 
不良の様な風貌とは裏腹に、野良犬を集めて世話していたりモラウとコルトのやりとりを聞いて泣いていたりするなど、情に厚く涙もろい師匠譲りの性格である。
 
宮殿突入時にはシュート、メレオロンとともにモントゥトゥユピーと交戦。シュートが負傷したためユピーに直接対決を挑んだ。
 
‐念能力‐
天上不知唯我独損(ハコワレ)
 
相手にオーラを貸し付け破産に追い込み、念能力を封じる放出系能力。利息は10秒で1割(トイチ)。
 
ナックルが相手に直接攻撃を当てることで能力が発動し、攻撃力を数値化した分のオーラを、強制的に相手に貸し付けることができる。
 
貸し付けたオーラの残高はナックルがさらなる打撃を与えるか、10秒ごとにかさんでいく利息により増えていく。
 
能力発動中に相手の攻撃を受けても、その攻撃はオーラの返済に回されるため、オーラの借金を全て返済されるまでナックルは相手の攻撃でダメージを受けることがない(ただし貸し付け量を上回るほどの攻撃を受けた場合、一括返済により能力が解除されるうえにナックル自身もダメージを受けてしまう)。
 
貸し付けオーラ量(利息含む)が相手のオーラ残量をこえた時、相手は30日間強制的に絶の状態になり念能力を使えなくなる。
 
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シュート=マクマホン
 
モラウの弟子。UMAハンター。キメラ=アント討伐隊。操作系能力者。28歳。
 
討伐隊に決まりNGLへと向かう。
 
非常に理性的で慎重な性格であり、感情的なナックルとはしばしば言い争いになることもある。また、左腕が無く、右腕の袖よりも丈の長い左腕の袖の部分は、後述する籠と3つの手の隠し場所となっている。
 
ナックルのハコワレを生かすために、致命傷をも恐れず攻め続けるその凄まじい気迫はユピーに一瞬防御を意識させるほど。
 
しかしナックルの介入で一時階段付近を離れていたユピーが再び戻ってきた際、全身全霊をかけて闘った自分の前をユピーが素通りしていったことに嘗て無い程の屈辱を覚え、ナックルに自らの分もユピーに仕返してくれるよう頼んだ後、倒れ込んだ。
 
‐念能力‐
暗い宿(ホテル・ラフレシア)
 
ダメージを与えた標的の体を、籠の中に閉じ込める操作系能力。
 
標的の体の一部に一定以上のダメージを与えればその部位のみを閉じ込めることができ、標的の全身に相応のダメージを与えれば全身を閉じ込めることができる。
 
閉じ込めたものは籠から出せば元の大きさに戻る。
 
シュートは傷つけても構わない相手だけに能力を使うように制限するため、自身が苦手とする「相手を傷つけること」をあえて発動条件とした。
 
浮遊する3つの手(仮称)
シュートの体から独立して浮遊する3つの手を自在に操る操作系能力。
 
当初は殴打のみに使用していたが、ユピーとの闘いの中で、手の上に立って空中をすばやく自在に移動し、残りの2本の手と共に攻撃を仕掛ける技を見出す。
 
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モントゥトゥユピー 
 
王直属三戦士の一人。唯一人間ではなく魔獣との混生型。通称・ユピー。強化系能力者。
 
戦闘能力が極めて高い上、狂信的なほどに王への忠誠心が強い。
 
大柄の身体を持ち、直情型の荒々しい大雑把な性格。
 
戦歴5千を越える、オーラを数値化してきたナックルでも計ることのできない膨大なオーラを内包しており、その一撃は宮殿の中央塔を破壊し巨大なクレーターを作るほど。
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ナックルはユピーのその膨大なオーラを「仮に師匠の10倍、70万オーラだとしても~」と表現していることから、ユピーは70万を遥かに上回るオーラを有していることがわかる。
 
また巨体ながら機敏であり、0.27秒の間に肉体を異形の化け物に変形させ、相手の一瞬の隙を見逃さず巨大な拳を叩き込むスピードも持っている。
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シャウアプフの真似をして背中に羽を生やし飛行能力を手に入れたり、六つ腕になる事も出来る。
その性格ゆえ戦闘スタイルは無策で力任せだったが、ナックルとの対峙において冷静な戦術とオーラをコントロールする術を身に付ける。
 
爆発の感覚を体得した結果、鎌状の右腕と怒りのエネルギーを溜め込んだ銃の左手を持つケンタウロスのような姿に変化し冷静さを保ったまま怒りのエネルギーを利用できるようになった。
 
また、オーラの奥深さを知り、戦闘そのものに楽しみを覚え始める。
 
‐念能力‐
形態変化(仮称)
 
自身の体の形状を自在に変化させ、腕を増やしたり羽を生やしたり出来る。
 
変形に要する時間はかなり短く、自分の背後の間合いに入られたのを察知してから腕を新たに生やして防御するのが間に合う程である。
 
変形にもオーラの消費が伴っており、単なる肉体的特性ではなく念能力が介在している。
 
怒って爆発する能力(仮称)
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精神に過大な負担(ストレス)を受ける事によって怒る(すなわちキレる)と、肉体の体積と(顕在)オーラの総量が文字通り爆発的に増大し、それらを一挙に叩きつけ周囲を圧倒的な力で破壊する。