陸前高田市立博物館所蔵美術資料(書)安定化処理作業始まる | NPO JCPのブログ

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人類共通の遺産を護り、育み、次世代に伝えていくために組織されたNPO法人 文化財保存支援機構の活動をお伝えするブログです。

NPOJCPでは、陸前高田市から委託を受け、陸前高田市立博物館所蔵の被災文化財の安定化処置や修復を支援しています。

平成26年7月から、ついに岩手県立博物館の敷地に設置された「仮設陸前高田市被災文化財等保存修復施設」において、「書」作品の処置に着手しました。

このミッションでは、装こうや紙の修復専門家6名が、盛岡市内に長期滞在し、作業に従事します。

真新しい仮設の修理所は、作業台やパソコンを設置し、大量の資材を運び込むところからが仕事です。

JCP会員の若い力とベテランの知恵を結集して、作業に当たっています。




この「仮設陸前高田市被災文化財等保存修復施設」へは、陸前高田学校最終日に予定されている岩手県立博物館見学の際に立ち寄ります。

「平成26年度 陸前高田学校」受講生募集
(一般対象) / (被災地区の文化財保存従事者対象)