本の読み方、そのコツをつかむ(具体策2) | 仕事力向上!スキルアップを目指すビジネスマンを応援|自立型ビジネスマン育成塾 塾長 金子誠志

仕事力向上!スキルアップを目指すビジネスマンを応援|自立型ビジネスマン育成塾 塾長 金子誠志

仕事力向上にお役に立てる内容を書いています。仕事力向上には『総合力』が重要です。この総合力こそが、仕事のスキルアップに繋がってくるのです。

一冊の本には、読み方が4通りあります。
目的によって読み方が異なる、といった方が良いかもしれません。

◎『4通りの読み方』概要については、こちらをご覧ください。
◎「トレンドをつかむ」読み方については、こちらをご覧ください。

その内の一つである「深く学ぶ」読書法につき、以下に記します。

「深く読む」とは、その本に記されたメッセージを
全身で受け止める、ということ

つまり、内容をこと細かに把握し、
自分の腹に落とし込んでいく、という読み方です。

あなたは本をどのように読みますか。
目次にさらりと目を通し、本文を読み進める、
というのが一般的かと。

ところが、これだと読んだ内容の多くを
時間の経過とともに忘れてしまいます。

その場では「なるほど!」と理解したつもりでも、
それが具体的な行動につながることはほとんどありません。

極端な言い方をすると、「読んだ満足」で終わってしまうのです。
読み始めの段階では、何らかの学びを得ようと思っていたにしても。

では、真に学びを得るにはどうしたらよいのでしょう。
そこで登場するのが、「深く学ぶ」読書法。

“精読”という言葉があります。
一字一句に注意しながらページをめくる読書法のこと。

「深く学ぶ」読書法では、“超精読”“要諦把握”を旨とします。
時間はかかりますが、内容が確実に脳にインプットされ、
学びの効果、絶大

具体的には、「深く学ぶ」本を決め、
メモと筆記具を用意します。

そして、本を読み進めながら、
「ここは重要だな!」というところをメモに転記。

丸写しでも構いませんし、
それがきつければ、キーワードを抜き出す形でも構いません。

但し、そのキーワードを後から見た時に、
意味が分かる程度にしておく必要があります。

一通り読み終えたら、
メモを元に、重要と感じたことを
自分の言葉に置き換え、整理
します。

ポイントは、「自分の言葉に置き換え」というところ。
それこそが“理解”する行為に相当します。

その上でもう一度、冒頭から本に目を通します。
2度目は斜め読みでも構いません。

時に、誤解して理解していたこと、最初に読んだ時には
気づかなかったことを発見するでしょう。

必要なものをメモに追記し、
最後にもう一度、重要ポイントを自分の言葉で整理します。

その際、声に出すのがオススメ。
読み、書き、声に出す、正に五感最大活用となりますから。

これこそが「深く学ぶ」読書法。

時間はかかりますが、本当にその本から学びを得るなら、
ここまでしなければ、なかなか頭に残りません。

ですから、「これは!」と思う一冊を見つけたら、
「深く学ぶ」読書法、ぜひ実践を。

そのエキスをとことん我がものしていただけるのではないか
と思います。

「深く学ぶ」読書、あなたもいかがですか・・・。

◎「深く読む“推奨書籍”その1」については、こちらをご覧ください。
◎「深く読む“推奨書籍”その2」については、こちらをご覧ください。
◎「深く読む“推奨書籍”その3」については、こちらをご覧ください。
◎「深く読む“推奨書籍”特選の書」については、こちらをご覧ください。