昨日のフィギュアスケートGPシリーズ中国大会の6分間練習で、衝撃が走った。
まさに、衝撃。
羽生選手と、ハンカン選手。
二人のスケーターが、練習中にぶつかり、しばらく立ち上がれなかった。
しかし、その後、二人とも棄権することなく、演技続行したのだ。
あれは、あかんでしょう。
本人らは、国の期待やスポンサー等の思惑以外にも、フィギュアスケーターとしての本能もあったのかもしれない。
10代の強い意欲を削ぐのは可哀想だが、そこはコーチやスケート連盟の人が付いてるので、冷静に判断して欲しかった。
明らかに頭を打ってるんやで。
しかも、椅子に座らせてるし。
頭打ったんなら、寝かせたげなきゃ。
固定した状態で治療出来るでしょうに。
パンチドランカーになったらどうすんねん。
ハンカン選手は、リンクサイドで寝ながら治療して、頭から血を流してる羽生選手が座って治療?
訳、分からん。
しかも、羽生選手にはトレーナーがいるよね。
なのに、リンクサイドから更に歩かせて、座って治療?
あり得ん。
怪我をした後、更に練習のためにリンクに出ようとしてる羽生選手を見て、次のつぶやきをした。
あたしの意見が、かなりの少数派であることを知り、悲しくなると同時に、炎上への不安を感じた。
ま、炎上については杞憂やったけどね。
@hui117hui117: 羽生くん大丈夫な訳ない。あんな早いスピードで人がぶつかり合い頭を打ったんだよね。スピードが出てない車の事故で車のボディに守られても衝撃が大きいのに。10代の選手のやる気を削ぐのは気の毒だが、何のためにコーチや連盟の人が付いているのか。冷静に対応する人が周りにいるのか心配。
ハンカン選手が、演技途中に何度か止まってるのを見て、初めて観る今回の彼のプログラムに、あれが演技なのか、吐き気を堪えてるのか分からず不安になった。
右に左に、コロコロと体重をかける彼のステップに心配が止まらなかった。
あの絶妙なおとぼけプログラムは、今年も去年までの流れを引き継ぐのかと、普通なら笑いが込み上げる筈なのに。。
ハンカン選手のプログラムは楽しめなかった。
羽生選手は、怖かった。
あの目線は、殺気だつと言うか…
凄いものを観た。
演技自体は言わずもがななんやけど、精神力で魅せたと言うか。。
あんなのは、正直、観たくない。
が、怖いもの見たさで観たい気持ちもあった。
でも、やっぱり、あかん。
会場は、演技後の盛り上がりが凄かった様。
テレビ中継でも分かった。
きっと会場は、独特のトランス状態だったんだろう。
でも、テレビを通してみると、ただただ怖かった。
羽生選手の精神力と、周囲の大人の判断力と、何より会場の観客達と、テレビ実況者が「頑張れ」と言っていたことが怖かった。
ドクターストップがかかってなかったんだろうか。
羽生選手のスピンで頭が身体と共に回転する様子に例え様もない不安を感じた。
6分間練習の人数を減らすとか対策を考えないと、同じ様なことが起きる筈。
何とかして欲しい。