銃DATABASE№006~グロック 17~【手荷物検査に引っかからない!?プラスチック多用銃】 | 銃DATABASE 引金はお前が引け!

銃DATABASE№006~グロック 17~【手荷物検査に引っかからない!?プラスチック多用銃】

 登場人物
・イミ
『銃紹介も六回目になり、本性を現し始めた。』

・シグ
『苦労人。データ集めに走り回る日々を送る。』

イミ(以下イ)「こんばんわー。みんな元気?」

シグ(以下シ)「早速だけど今日は前回告知した通り、グロック17を紹介したいと思います。」

イ「銃器業界へは新規参入だったグロック社が開発した自動拳銃、それがコイツや!」



グロック17

シ「以下スペック&バリエーションのスペック。」





・全長 グロック 17   186mm



     グロック 17L 225mm
     グロック 20  193mm
     グロック 21  193mm
     グロック 22  186mm
     グロック 24  225mm 
     グロック 31  186mm
     グロック 37  186mm




重量・ グロック 17  703g
     グロック 17L 748g
     グロック 20  860g
     グロック 21  833g
     グロック 22  728g



     グロック 24  835g 
     グロック 31  738g
     グロック 37  811g

口径・ グロック 17   9mmx19



     グロック 17L  9mmx19
     グロック 20   10mmAUTO
     グロック 21  .45ACP
     グロック 22  .40S&W
     グロック 24  .40S&W 
     グロック 31  .357SIG
     グロック 37  .45GAP


総弾数・グロック 17   17+1
     グロック 17L  17+1
     グロック 20   15+1
     グロック 21   13+1
     グロック 22   15+1
     グロック 24   15+1
     グロック 31   15+1
     グロック 37    10+1  .

製造国・オーストリア




シ「とまぁこんなもんかな。」

イ「にしても毎回毎回よーまとめるわな。」

シ「まあね。結構努力してるから。」

イ「じゃあ続けて紹介してくで。この銃はさっきも言ったけど銃器業界へは新規参入やったグロック社が開発した自動拳銃。そしてグロックシリーズの中心を成しているフルサイズモデルやねん。



シ「このグロック17、開発は1980年頃から進められ、1983年にオーストリア軍の制式拳銃トライアルで「Pi80」の名前で次期制式拳銃として採用されたんだ。グロック17は、そのPi80のコマーシャルモデルとして1985年にアメリカで販売された物なんだよ。発売当初は玩具的なデザインで敬遠されたり、色物扱いを受けたりしたけど、優れた安全設計と特殊な強化プラスチックによる軽量さで次第に普及。また、メディアによる「プラスチック製なので空港検査で引っ掛からない、犯罪向きの銃である」などといった誤報が、逆にグロックの知名度を上げるといった出来事もあったんだ。現在では軍用・警察用として大々的に採用されており、現代拳銃のカタチを決定付けた銃の一つと言えるだろうね。で実際はバレルやスライド、弾丸は金属性なのでX線手荷物検査機には写ってしまうし、後にグロック社はフレーム材にX線造影剤を添加し、銃としての全体像がX線に映るよう対策を採っているから、手荷物検査に引っかかるよ。

イ「そして現在では本国であるオーストリア以外にも、フィンランド、スウェーデン、インドとかアメリカのFBIなどの法執行機関に配備・採用されとんねん。でもなんでグロック社最初の銃やのにモデル番号が17なん?」


シ「まぁそれには諸説あって、、当時としては多い装弾数17発をアピールしたものとか、この銃で獲得したパテントが17件だからなどいろいろ言われてるけど、結局今でも謎に包まれてるんだよね。」

シ「じゃあバリエーションも紹介するよ。」

イ「グロック17L!こっからは流して行くでぇ!」

グロック17L


シ「この銃はグロック17の競技用。命中率を重視している為バレルが長いのが特徴で、戦闘用ではなく射撃大会とかで使われる拳銃をコンセプトに開発された。しかし「命中率は高いほうが良い」と言うことで、武器の選択が一定まで自由なアメリカ警察や、FBIなどで愛用している人もいるんだって。」

イ「次はグロック20!」

グロック20

シ「この銃は10mmAUTO口径のスタンダードタイプの大型拳銃で、グロック17と同型なんだ。けど、大口径の弾薬を使うから一回り大きいんだって。」

イ「グロック21!」

グロック20
シ「グロック17の45口径バージョン。日本では知名度は低いんだ。45口径は9mm弾の2倍の威力があると言われていて、近距離で強力な火力が必要とされる任務や護身用にも最適であると言われているよ。貫通力も低いので市街地や船舶、鉄道などでの撃ち合いにも適していると言えるね。刻印と内部構造以外はグロック17と同じなので、グロック17と外観はほとんど変わらないんだ。警察機関、民間市場共に人気がある機種なんだ。」


イ「ネクスト、グロック22!」

グロック20


シ「グロック 17の.40口径モデル。(これだけしか見つかりませんでした。スイマセン。ご存知の方はコメント欄に情報の記入をお願いします。)」

イ「次はグロック24!」
グロック24

シ「この銃は射撃用に6インチのバレルを装備した、.40S&W口径のモデル。同型でスライド上面に発射の反動を軽減するガスポートを装備したグロック24Cも生産されている。」

イ「もうええ加減、言う事無くなってきたわ!グロック31!」

グロック31

シ「この銃は9mmx19よりストッピングパワーの高い.357SIG弾薬を使用する拳銃なんだ。強力な弾薬を使用するにもかかわらず、大口径のグロック20、21よりも小さく、グロック17と同じ大きさなんだよね。ガスポートつきのグロック31Cと言われるモデルもあるんだ。」

イ「これで最後や!グロック37!画像なしっ!」


シ「この銃で使われる弾薬45GAPは約4mmケースが45ACPに比べ短くて、ブレットの露出部分(装着されるブレットの種類によって変わる)も含めると、更に短くなるんだよね。また、リム溝の形状が全く異なっていて性能面では、全体的に45GAPの方が若干ホットな感じなんだ。つまり、性能は同じまま(やや強め)で全長を詰めたってこと。グロック37(45GAP)は、22(40S&W)クラスと同じフレームを使用して、45ACPの性能を得る事が出来たんだ。さっき紹介した45ACPを使用する21は、フレーム・サイズが異なり、グリップが太過ぎたために不人気だった。45GAPの開発は、この屈辱を晴らす為かもしれないね。」

イ「やっと終わったぁ。」

シ「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ。イミちゃんはほとんどなにもしてないでしょ!」

イ「はっはぁ。気づいてた?ゴメンね。」

シ「もういいよ。それより次回予告しないと。」

イ「そうだった!えーと今回からグロック特集に入るで。ということで明日は〔~グロック18~近接戦闘用マシンピストル〕でいくわ!みんな来てな!」