今日久しぶりに電車に乗りました。
年に数回くらいしか電車に乗る機会がありません。
電車に乗ると、いつも、
本当に色々な人がいるなぁと思ってしまいます。
今日はそんな中、
とても嫌な出来事がありました。
私は子供を連れて電車に乗っていましたが、
車内は中学生だらけで満員状態。
だけど、学生達はみんな席には座らず、立っていて席は所々空いている状態でした。
次の駅でもまた、たくさんの中学生たちが、引率の先生と共に乗って来ました。
車内は混雑していましたが、席は空いていたので
引率の男の先生は、男子生徒に「邪魔になっちゃうからとりあえず座りなさい」と言って、その男子生徒2人を座らせました。
すると、同じ駅から乗って来た男性が、
突然その席に着いた男子生徒に怒鳴り始めたのです。
「なんでお前が座んだよ!!
男のくせにお前が座んのおかしいだろ?!
女を座らせんのが当たり前だろうが!!」
などと、もっとひどい言葉を使って、
中学生男子に怒鳴ったのです。
突然、席に着いただけの中学生に怒鳴ることがまずおかしいですし、その中学生男子にしてみたら、先生に言われてとりあえず座っただけなのに、、、って気持ちだったと思います。
突然怒鳴るとか、変な人しかいません。
何を持っていて、何をし始めるかも分からないので、私は心配でたまりませんでした。
私が真っ先に考えたのは、自分の子供の心配です。何かあった時にはどう対処して子供を守るかをずっと考えていました。
これは、今回の電車に限らず、
人の多く集まるところへ出かけるときには
普段から考えています。
その後怒鳴っていた男性は途中下車し、
何事も無かったかのようでしたが、
私はどうしても気になったのは、怒鳴られた男子生徒の引率の先生です。
自分の生徒が目の前で怒鳴られているのに、
見て見ぬフリをしていたからです。
どうして声をかけなかったのでしょうか?
「どうしましたか?」などと、
声をかけるべきはずの立場ではないでしょうか?
そして、
「邪魔になってしまうから自分が座らせました」と簡単にでも説明をすればいいのにと思いました。
話が通じるか通じないかは別として、
間に入って守るべきではないのかと。
私は自分の子供の事を考えるのに必死でしたが、
その先生は、自分自身を守るのに必死だったのでしょうか。
生徒たちは先生から、
何を学ぶのでしょうか?
また、先生という立場から
何を生徒に教えるのでしょうか?
疑問に思う出来事でした。