男の子と女の子の伸ばし方のヒント | 日中英トリリンガルアナウンサー 佐野いくみ

日中英トリリンガルアナウンサー 佐野いくみ

日本語・中国語・英語司会 バイリンガルMC ナレーション 

子育ては思うようにいかないものだし、子どもの個性は様々だと思っているので、普段は育児書やバイブル本の類は、ほとんど読みません。


そんな私ですが、1男1女の母になって、男の子と女の子の性質の違いを詳しく知りたくなった時に、偶然本屋で出会った本がこちら。





子育てにおいて、男の子の伸ばし方、女の子の伸ばし方のヒントがとても分かりやすく書かれています。


長女はまだ1歳半なので、未知な部分ばかりなのですが、長男はもう5歳なので、当てはまることが多々あり、「そうそう!」「なるほど~」と思うことばかりでした。


詳しい内容は割愛しますが、男の子バージョンで1番衝撃的だったのが、著者が


本格的な勉強は14歳以降でよい

それまでは思いきり遊ばせなさい


と主張していること。


男の子の学習能力を高めるのに必要なのは、「小さい頃に充分遊んだ経験」であり、他人と遊ぶことによってコミュニケーション能力が身につく。


そして、男の子がチョロチョロして落ち着かなかったり、余計なことをするのも、やみくもに止めさせるのではなくて、気が済むまでやらせたほうがよいとのことです。実体験を通して学び、それが考えるや応用力、ひいては生きる力に結びついていくそうです。


確かにうちの息子も色んなことに興味を持って、自分で試してみたがったり、いたずらをしてみたりすることがあるのですが、ついつい「危ないからやめなさい」「壊れるからやめなさい」と口うるさく言うことがよくあります。


それは、子どもの好奇心をなくし、考える力や経験する機会を奪ってしまうことになるんですよね。これからは、ある程度は見守ってみようと思います。そして、もっとお友達と外で遊ばせるようにしようとも思いました。母親として、子育てについて見つめ直す良い機会になりました。