日本経済新聞、2016年6月30日(木曜日)に掲載された記事です
「認知症やパーキンソン病といった脳の病気と、匂いの感覚である嗅覚の関係が注目されている。香りによって認知機能を刺激したり、40~50代から特定の精油を使ったりすることで病気のリスクを減らす試みが始まっている。」
数年前に、テレビで認知症予防や初期の認知症を改善する番組が放送されて、
朝はローズマリー&レモンをペンダントにつけて首にかける。
夜は真正ラベンダー&スイートオレンジをアロマポットで部屋に漂わせる。
その放送後、この精油がお店から無くなる。 ペンダントも入手困難になりました
アルツハイマー型認知症の症状が表れるのは多くは65歳以上ですが、
原因たんぱく質のアミロイドβが脳にたまり始めるのはその20~30年前から、40代から精油を使うことを勧めています。
この試みの根拠は、日本認知症予防学会理事長の浦上教授らの研究グループが手掛けた精油を使った臨床研究の結果です。
介護老人保健施設の入所者に精油の香りをかいでもらい、その前後で知的機能を測るGBSスコア(老年期痴呆行動評価尺度)という指数を検査した。
比較的軽いアルツハイマー型認知症の患者が対象で、4週間のアロマテラピーの後に同スコアの改善を確認したそうです。
アルツハイマー型認知症では最初に嗅覚機能が低下し、異臭に気づかなくなる人が多い。
症状が進むと、脳で記憶を蓄える海馬が委縮する。
鼻腔上部の嗅細胞が減り始め、嗅覚の信号が伝わりにくくなり、その後に海馬の細胞が障害されるというプロセスが確認できるといいます。
嗅細胞は死滅した後にも再生しやすいそうです。アロマの香りの刺激が海馬などに伝わり、機能が衰えてきた部分の活性化につながるそうです。
アルツハイマー型認知症の早期診断に香りを利用する試みも注目されています。(東京都健康長寿医療センター)
既存の認知機能検査では分からない段階で、嗅覚試験によっていち早く判定できないか検討しているそうです。
パーキンソン病患者に嗅覚の訓練をして認知症に移行するリスクを減らすことを目的にした研究を夏をメドに始めるそうです。(順天堂大学順天堂医院と仙台西多賀病院と共同)
パーキンソン病も「匂いがわからなく病気」といわれ、「手足が震える」「筋肉がこわばる」いった運動症状が出現する数年前から、嗅覚障害が表れるケースが多いことが最近分かってきました。パーキンソン病の患者は症状が進んだ後に、認知症を発生するリスクが高いことも知られています。
服部教授(脳神経内科)は「人間は動物と比べて嗅覚に頼らないですむ分、機能が衰えがち。嗅覚を鍛えることで脳機能を改善する方法を探りたい」
( 記事は、日本経済新聞からお借りしました。 )
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