今回は趣向を変え、英語の映画フォーラムなどで度々登場する映画用語をリスト形式ご紹介したいと思います。YouTubeなどで海外映像を検索する時などに参考にして頂ければ幸いです。
あくまでも普通の人々が使用している用語で、映画の技術用語とかではありませんのであしからず。

trailer (トレイラー)
・・・予告編。日本でもこの用語が時々そのままの形で使われていますね。

spoiler (スポイラー)
・・・ネタばれのことです。映画の話題には避けて通れない用語で、ネタばれ注意は英語で「spoilers alert!」などと言います。

Sci-Fi (サイファイ)・・・日本ではSFと呼ばれていますが、英語圏ではあまり通じません。

rip off (リポフ)・・・パクリの意。この用語も頻繁に登場します。

sequel (スィークォゥ)・・・続編。

remake (リーメイク)・・・リメイク。これは日本語でも同じです。

premiere (プレミーゥ)・・・封切り、映画の初公開などを意味します。

subtitles (サブタイトゥズ)・・・字幕。日本語でサブタイトルと言えば副題のことですが、英語では字幕の意味もあります。字幕が嫌いなアメリカ人は結構多いです。

dub (ダブ)・・・吹き替え。これにingを付けると日本語でもおなじみのダビングになります。字幕版と吹き替え版とどっちが良いかといった論争で「sub vs dub」と表現されたりします。

sucked (サックド)・・・映画用語ではありませんが、「超つまんなかった」の意味でよく使われる表現です。

boring (ボォリン)・・・これも映画用語じゃありませんが、本当によく使われる表現で「退屈だ」「つまらない」といった意味になります。

awesome (オーサム)・・・元の意味は「恐ろしい」ですが、英俗語で「最高」の意味があります。これも映画用語ではありませんが、良く聞く表現です。他にも kicks ass (キッケァス)や epic (エピック)という表現が良く使われます。

CGI (スィージーアイ)・・・日本でCGIというと、インタラクティブなウェブページ製作のための技術という認識が一般的ですが、英語では「コンピューターグラフィックス」の意味で使われることの方が多いです。日本ではCGという略称で呼ばれてますね。

footage (フッテイジ)・・・映画の一場面(もしくはその映像)。scene(スィーン)という単語と共によく使われます。

spin-off (スピンノフ)・・・ある作品やシリーズから派生した作品のこと。日本語のスピンオフと全く同じ意味、というか日本語で同じ意味として使用している言葉です。

making-of (メイキングオヴ)・・・日本語で言うところのメイキング映像と同じ意味です。

blooper (ブルーパー)・・・いわゆる撮影の失敗したシーン映像のこと。ジャッキー・チェンの映画のエンディングクレジットに流れる映像として有名です。

deleted scene (デリィテッド・スィーン)・・・こちらは映像的には問題ないが、時間の都合やその他諸々の事情で本編から削除されたシーンのこと。

MV (エムヴィ)・・・日本ではプロモーション・ヴィデオの略としてPVが使われる事が多いですが、英語ではミュージック・ヴィデオの略としてMVと呼ばれることが多いです。

ad (アド)・・・コマーシャルのこと。commercialという英語と共に一般的に良く使われる単語です。CMだとまず通じません。

cliche (クリーシェー)・・・元はフランス語で「ありきたりの手法」という意味です。オリジナリティが感じられない映画とかに使われる表現です。

director's cut (ディレクターズカット)・・・日本でも同じ意味で使われているので説明は不要でしょう。

recap (リーキャプ)・・・要約・あらすじ。summaryという言い方もします。

classic (クラースィク)・・・日本語でクラシックというと西洋の古典音楽か、何か古いものを連想しますが、英語では他にも「傑作」や「名作」というような意味で使われることがあります。なので公開されて間もない映画でもclassicという表現が使われます。