今後の新曲レビュー・アルバムレビューの記事は以前使っていたJapanese Music~現在・そして未来へ~で更新します。リンク先の方は変更の方お願いします。記事も順次移転の上最終的にこのブログはアカウントごと消す予定にしています。とにかく今回突然非表示になった件には大変な憤りを感じています。読者の皆さまには心よりお詫び申し上げます。それではまたリンク先、あるいは別ブログの方でもよろしくお願いします。

Kersee
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(楽曲レビュー)
1.愛をからだに吹き込んで
 Superflyのシングルにハズレがないとは前作「Live」レビューでも書きましたが最近はタイアップにもハズレがありません。前作が『映画 闇金ウシジマくんPart2』、今作は今期ブッチギリ大ヒットのドラマ『ドクターX』第3期の主題歌、「Force」「Bi-Li-Li Emotion」に続く担当になります。今回の新曲は第1期・第2期に負けず劣らずのロックテイスト強めのナンバー。こういう曲調は彼女の歌唱力を持ってすればハズレになるワケがないと言わんばかりの大迫力。例のごとく超カッコ良い内容に仕上がっています。手堅い作りなんですけど一聴する限りでそう思わせないナンバーでもありますね。これもまたこの年末を飾るにふさわしい名曲と言えそうです。

2.You You
 ミディアムテンポの聴かせるナンバー。バンド演奏の中にけるピアノの音が良い味を出しています。

3.クローゼット
 こちらは打ち込みのサウンドがメイン。どちらかと言うと聴かせるナンバー、という感じでしょうか。

(総評)
 5年前にROCK IN JAPANで見た時はあまりにも凄くて心底恐ろしいという印象もありましたが、相変わらず彼女の凄さは健在。今年RADIO CRAZYで久々に見ることが出来そうなので、非常に楽しみです。

足音 ~Be Strong/Mr.Children
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(楽曲レビュー)
1.足音~Be Strong
 今期の月9ドラマ『信長協奏曲』の主題歌として、そしてミスチルにとって2年7ヶ月ぶりのCDシングルとして既にお馴染みのナンバー。一歩一歩前を踏み出していこうというメッセージ性にあふれた歌詞が特徴ですが、それが非常に自然な言葉として表されています。勿論裏では相当な作り込みがあったと思いますが、そう考えさせないのが桜井和寿の凄さなのではないかとあらためて。個人的には2番サビ、”今という時代は言うほど悪くはない”の歌詞に彼の思いが一番詰まっているのではないかとも感じました。またこの曲はセルフプロデュースということもあってか、ストリングスが必要以上に目立たないバンドサウンド中心の編曲ですがこちらも今まで以上に素晴らしいですね。文句なしに2010年代のミスチルを代表する名曲だと思います。

2.放たれる
 5月に配信でリリースされた楽曲。こちらは従来通り小林武史のプロデュース。先日DVDがレンタル開始になった映画『青天の霹靂』主題歌。暗がりから明るい所にまさに”放たれる”というのをそのままイメージしたようなピアノ中心のバラード。こちらはここ最近のミスチルらしい手堅い作品という印象でしょうか。

3.Melody
 ありふれた暮らしから微かな光を求めるような歌詞が耳に残るミディアムテンポのナンバー。淡々としながらもメリハリのあるメロディーと曲の進め方も絶品で、この曲もまた素晴らしい内容に仕上がっていると感じました。

(総評)
 久々にあらためて聴くとやっぱりMr.Childrenは日本のJ-POP史上最も偉大なアーティストの一つであることを再認識させられる、そんな内容でした。他のアーティストがどうだとかヒットチャートがどうだとか、そんなことよりもあらためて発表されたミスチルの楽曲の素晴らしさ。そこをネット界隈の方々にもっと語られて欲しいと切に願います。