昨日書いたO-1ビザに関するブログの反響が意外と大きくて驚いてます。
ビザの手続きなんて、普通に日本で生活してる方には関係ないので誰も読んでくれないだろーと思ってました。長いし。笑
こんなに皆に心配かけていたのか、と思うと申し訳ないです。

ブログを読んだ友達が、
『何があったのか知りたかったし、書いてくれて嬉しかったんだけど、
あんなプライベートな事公に書いちゃって大丈夫なの?』
って心配して連絡くれたんです。
ビザの申請にどちらかといえば失敗した話を堂々と載せたらキャリアに傷がつくんじゃないかって。

もちろん、俺もちょっと迷いました。
でも、どうしてもこのブログは書かないと、っていう軽い使命感を感じてたんです。

俺は前のビザから切り替える時に、何のビザがいいかアメリカに長くいる日本人に色々相談したんです。
レズビアンの人と偽造結婚とか、グリーンカードの購入とか、いろいろ裏の方法もぶっちゃけ教わりました。
けどやっぱり自分はDJとして認めてもらいたくて、O-1に挑戦したんですよね。
でも、いざ申請するにあたって情報を集めようとしても、同業者でO-1持ってる人も知らないし、ネットで調べようにも詳しい情報は全然でてこない。
取れた!っていう報告するブログはあっても、そのプロセスや、まさか『落ちた!』って報告はなかったし。
あと、巷に流れてるO-1ビザの噂と言えば、推薦状100枚くらい集めなきゃいけない、とか、グラミー賞とるレベルの活躍してないと無理、とか、NHKで特集されないと難しい、とか、ほんといい加減で誤った情報ばかり。
実際、弁護士によって言う事が全然違ったから、そういうアドバイスを受けた人もいたのかもしれないけど。

だから、昨日のブログはあの頃の自分に教えてあげたいなーという気持で書いたんですよね。
きっと、同じ境遇で今/これから悩む人にとって、いつか何らかの形で役にたてばいいなと思って。

だからRetweetしてくれて広めてくれたり、最後まで読んでくれた皆様、本当に感謝してます。

あんまり自分のイメージには良くなかったのかもしれないけど、
このブログもある意味ボランティな的な気持で始めたものだし
どこかで誰かの役にたてれば本望です。

しかもこの10ヶ月のブランクは自分の将来とかアメリカでの生活とかを見つめ直す貴重な時間だったし、俺のDJ人生で重要な意味をもってくると確信してます。
今の自分にとって最大のライバルは、10ヶ月前にすんなりビザをとれた場合の俺自身だと思って、これから精進していきます!

取り急ぎ、お礼まで。