こんにちは!
今回、12月~1月に日本に一時帰国しましたので、その流れについて書きたいと思います。
※下記情報はメルボルンからシンガポール経由で福岡での入国となります
※内容につきましては12月時点での情報となります。現在の情報も分かる限り記載しております。
【オーストラリア出国前】
①PCR検査
日本では3日前(72時間前) 、シンガポールは2日前のPCR検査での陰性証明が必要でした。
私は4cyteというところでWebsiteで予約、その後出発2日前にPCR検査を受けました。結果は翌日にメールで届きました。
(予約時に支払い、その後任意の時期で検査に行くことが出来ました)
予約の際に旅行先を日本にしておけば、日本の書式の陰性証明が送ってもらえましたのでそれをプリントアウトしておきました。(2部用意しましたが、提出は不要だったため1部でいいと思います)
費用は$120でした。
②ワクチン接種証明書
オーストラリアで発行されているワクチン接種証明をプリントアウトしました。
③日本入国時の質問票準備
質問に答えるとその後QRコードが出てくるため、それをプリントアウトしておきました。
④誓約書の準備
日本入国の際に同じ書類がもらえますが、私は事前にプリントアウトして記入しておきました。
⑤日本帰国後に必要なアプリのダウンロード
下記2つのアプリを事前にダウンロードし、出来るものは登録しました。
・COCOA(接触確認アプリ)
日本帰国後に陽性者と接触した場合に通知が来るようです。私の場合は接触がなかったので開くことはありませんでした。
・My SOS (健康居所確認アプリ)
帰国後の隔離期間に、毎日下記の報告が必要になります
-健康状態の報告(1日1回。私の場合は11時ごろに健康状態を報告するようにメッセージが来ました
-位置情報の送信(1日2回ほど。メッセージが来たら位置情報のボタンを押すと終了)
‐テレビ電話(1日1回。有人の場合もあるようですが、私は全て無人の電話で、電話を取ったら自分の顔を出した状態で30秒画面に映すと電話が切れました
※その他Google mapなどの位置情報設定が必要となります。
⑥日本でのホテル隔離準備
ホテルによりますが、私が調べたときはホテルには電子レンジ、インスタントコーヒー、パジャマなどはないとの情報を得たので、隔離用にインスタントコーヒーやスナック、マグカップなどを買っておきました。
【オーストラリア出国】
出発時間の3時間ほど前に空港に到着。
時間がかかるかと思っていましたが、かなりスムーズにチェックインできました。
【シンガポールでのトランジット】
事前に調べた情報ではシンガポール到着後はトランジットの乗客は指定の場所で待機を求められるとのことでしたが、実際は何もなく、トランジットエリアは自由に使用できました。4時間ほどのトランジット、出来るだけ人がいないところでじっとしてました。
レストランなどは、全てが開いているわけではありませんでしたが、食事には困らない程度には開いていました。
免税店も通常通り営業していました。
(※PCR検査の陰性証明の提示は求められませんでした)
【日本入国】
福岡空港に着くと、防護服を着た職員に誘導されました。
必要書類の提示、抗体検査、アプリの説明などを受け、私の場合は3時間ほどですべてが終了しました。
(場所やタイミングによっては10時間ほどかかったという人もいるようです)
※空港内の自販機で隔離期間用のジュースを買い込みました。
様々な手続きの際に、日本国内での電話番号を書く機会があるのですが、一時帰国の私は日本の番号はないため、実家の番号を書きましたが、特に何も言われませんでした。
【隔離ホテルへ】
私が帰国したときは、メルボルンからの入国は3日間のホテル隔離対象だったため、他の隔離対象者とバスに誘導され、ホテルに向かいました。(その翌々日にメルボルンからの帰国は強制隔離対象から外れましたが、現在オーストラリアからの入国は3日間の隔離対象となっています)
※強制隔離のホテル並びに食事は全て無料でした。こちらで何か手続する必要もありません。空港に着くと職員の方が全て指示や説明などをしてくれます。
【4日間の隔離ホテル】
隔離は3日間となっていましたが、到着した日はカウントされないため、実質4泊5日のホテル隔離でした。
宿泊ホテルはアパホテルで、空港から15分ほどでした。
朝の10時頃に福岡空港に到着して、ホテルに到着したのは14時頃でした。
到着すると、退所日の時間(空港への送迎バス)について10am又は3pmを選んで翌朝までに部屋ドアの外のマグネットに貼るようにとの紙があったので、記入してすぐにドアの外に貼っておきました。
なお、Wifiは無料で利用できました。喫煙・飲酒は禁止されています。
隔離ホテルでは1日3食弁当と飲み物が支給されます。
部屋からは基本出てはいけない(廊下もNG)ため、弁当が支給される前に「今から弁当を支給します」とホテル全体にアナウンスが流れ、その後「弁当支給が終わったから取ってください)と再度アナウンスが流れます。
その2度めのアナウンスがあったら部屋のドアを開け、外に置いてある弁当を取ります。
↓とある日の弁当
弁当は冷たいですが、オーストラリアから帰国した私にとってはごちそうでした:)
飲み物は私の場合は全て水でしたが、ホテルによってはお茶やジュースなどが支給されるところもあるようです。
食べ終わった弁当やごみはドアの外に出しておくと、職員の方が回収してくれます。
↓やはりコーヒーがなかったので、インスタントを持って行って正解でした。また、念のため買っておいたコーヒーのマグカップも持って行ってよかった。。。
部屋の清掃やベッドシーツ、タオル交換は勿論ありませんし、洗濯も出来ないため、部屋で過ごせる服や下着を日数分持って行きました。
Uber Eatsなどは禁止されており、外部からの差し入れは禁止されていないものの、届いた翌朝にしかもらえないので私にはあまり現実的ではありませんでした。
(洗濯や差し入れ、UberEatsなどの使用はホテルによって規定が異なるようです)
↓差し入れについて配布された資料
MySOSでの健康報告、位置情報の送信、電話はホテル期間中から始まりました。
時間は毎日違いますが、自宅隔離中も含め、大体下記の時間だったと思います。
10時頃:位置報告
11時頃:健康報告(1日1回、任意の時間に出来ますが、11時になると報告してねメールが来ます)
13時頃:電話
15時頃:位置報告
ホテル隔離終了の前日は、朝7時ごろ唾液による抗体検査を実施し、採取したものを部屋の外に置いておきます。
その日の夕方ごろ電話がかかってきて、陰性が告げられました。
その翌日の10amに無事にホテル隔離終了となり、1人1人呼ばれてバスに乗り込み、福岡空港へ。
(ホテル隔離終了後はその場で解散ではなく空港に戻されてから解散となります)
私の場合は家族の自家用車で迎えに来てもらい、実家に戻りました。
(公共の交通機関は使えないため、レンタカーまたは家族などの送迎になると思います)
【自宅待機】
私が帰国した際は合計14日間の隔離だったため、ホテルで4日、それから自宅待機が10日間でした。
(※現在はオーストラリアから日本入国の場合はホテル隔離3日+自宅等で合計7日間の待機となっています)
ホテル隔離中からあったMySOSでの位置確認や電話などは毎日来ました。
時々位置報告の連絡に気づかずにミスしてしまったことがありましたが、特に何も言われず、その後の報告などをしていれば問題ありませんでした。
一度だけ電話を逃してしまった際は、18:00頃再度電話がかかってきました。
【自宅待機終了】
MySOSで自宅待機終了の旨メッセージが来て、晴れて自由の身となりました。
私が帰国していた12月は、日本での陽性者があまりおらず、蔓延防止等重点措置などもなかったため、比較的自由に生活できました。
日本ではマスクは義務化されていませんでしたが、室内は勿論室外でも殆どの人がマスクを着けていました。
【日本出国前】
①オーストラリア、メルボルンに入る際に必要な申請
・ATD(Austraian Travel Declaration)の申請(Australiaへの入国申請):アプリで
・International Passenger Arrivals Permitの申請(Victoria州への入州申請):Websiteで
※上記は出国3日前以前に申請する必要があったため、出発の5日ほど前に申請しました。
②PCR検査
オーストラリアは3日前、シンガポールは2日前までの陰性証明が必要なので、出発2日前に日本総合検査センターでPCR検査を受けました。費用は検査代5000円、英語での陰性証明6000円、即日結果が出るお急ぎ検査で4000円の計15000円でした。(英語での陰性証明が出る機関としては一番安かった&予約が不要だったのでここにしました。
※現在オーストラリア入国に際しては、国としては、出国24時間前以内のRAT(迅速抗体検査)が認められていますが、Victoria州では認められておらず、PCR一択となっています。
※1/31加筆:Victoria州も陰性証明としてのRATが認められるようになりました。但し、医療従事者の監視下での実施と英語での陰性証明が必要となります。
③ワクチン接種証明書
これは日本入国の時にオーストラリアで印刷したものをそのまま持っていました。
④ビザの書類
特に必要ありませんでしたが、観光ビザではシンガポール経由でのオーストラリア入国は出来ないため、自分のビザの書類を準備しておきました。
上記の資料やQRコードを印刷(セブンイレブンのネット印刷のアプリをダウンロードしました。日本は便利。。。!)
【日本出国】
出発3時間ほど前に空港に到着。
上記の書類を全てプリントアウトしていたので、比較的スムーズにチェックインできました。
【シンガポールでのトランジット】
日本帰国時と同様、何も提示は求められずトランジットエリアは自由に使用できました。
また、オーストラリア入国後(メルボルンの場合)は到着後24時間以内&5‐7日目のRAT / Rapid Antigent Test(迅速抗体検査)が必要で、そこで陰性が出れば隔離終了となります。そのRATのキットがオーストラリアでかなり手に入りにくいという情報を得ていたため、シンガポール空港の薬局でRATを購入しました。
(現在でもRATはメルボルンでは入手困難です)
【オーストラリア入国】
コロナ禍以前の入国と全く変わらず、誰からも何の提示も求められませんでした。
(ランダムに陰性証明を持っているかなど聞かれているようでした)
オーストラリアでは入国後のUberやTaxiなどの使用を認められているため、その後はUberで自宅へ戻りました。
その後RATで検査をして、15分後には陰性が出たのでそれで隔離終了となりました。(6日後にもう一度RATを受け再度陰性)
※現在のメルボルンは到着後24時間以内のRAT検査のみとなっております。
RATの陰性証明ですが、報告をするツールがないため、念のため陰性が出たものと自分の顔を写真に撮っておきましたが、その後陰性証明を提出しろという旨の連絡は来ませんでした。
入国の要件は目まぐるしく変わっていたため、毎日のように下記のサイトをチェックしていました。
以上、長くなりましたが、私が日本帰国をする前に色々なブログやYoutubeなどを見て参考にさせてもらったので、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです:)
早く普通に&気軽に海外に行ける世の中になりますように。。。