今日は、らじらー!サタデー「Sexy Zoneスペシャル」でしたね。3時間生放送!
すっごいおもしろかった!聡マリの飛び道具のようなトークを、風磨くんがバランスを取りつつ、落ち着いたところで波を自ら起こしてきたりして。それにしても、蛇口を口説く風磨くんは最高でしたね。
マリちゃんも、日本語がおかしいと思ったら、急に味のあることを言ったりして、風磨くんも思わず褒めちゃうし。聡くんは、ツッコミどころ満載の通常営業で面白かったんだけど、罰ゲームで風磨くんのことを褒める一言一言が、風磨くんのことよく見て理解してるなぁって感じて、すごく興味深かったですね。
なんか時間を感じさせなかったし、3人の個性が上手に表れてて、僕はすごくSexy Zoneにとっていいアピールになったんじゃないかなって思いました。
僕が思う、地頭がいいジャニーズの一人に、菊池風磨くんがいます。彼は地頭がいいと思うのですが、もう一つ特徴的なのが、バランス感覚が独特というか、結構ヒリヒリさせてくるんですよね。意図的に崩しつつ全体の波を立てながら整えるバランス感覚と、シーソーを大きく振りながらバランスを保つ度胸、そしてそれをうまく制御する地頭。それが、僕の菊池風磨評です。
だから、彼のラジオは面白い。レコメン、特にオテンキのりくんとのトークになると、もっと大胆にバランスを崩しにかかって、たまにシーソーが地面に当たっちゃうこともあるんですが、今日はさすがNHK(?)らしい放送コードを意識しつつ、行けるところはちょいちょいシーソーを揺らしにかかってくる感じがしました。こういうところに、地頭の良さを感じるんだよなぁ。
前に、はてなブログでNEWS小山くんの「KちゃんNEWS」の話をエッセイとして書いたときに、ラジオの魅力は話す人の本性がダイレクトに出てしまう点だ、という話を書きました。
海より深い愛の沼 -小山慶一郎「KちゃんNEWS」-
http://janiwotaojisan.hatenablog.com/entry/2016/09/20/214834
その点で言うと、ラジオの風磨くんは実にいろんな顔を見せてくれます。優しかったり、キツかったり、熱かったり、クールだったり、大胆なことを言ったり、照れたり。そのいろんな顔がすべて、ちゃんと風磨くんらしいんですよね。うそぶくことはあっても、うそはつかない。で、そのいろんな顔を、空気によって使い分けて揺さぶってくるところ、その使い分けが、ラジオだとすごくよくわかるんですよね。
菊池風磨くんは、断然ラジオ向きの人だと思います。彼の真意が理解できないと、表面の言葉で傷つくこともあるのかもしれませんが、テレビと違ってラジオだと、その真意がより伝わりやすいはず、って思いました。ラジオという真意が伝わりやすいメディアなら、彼の回転の早い地頭も、独特のバランス感覚も、大胆な度胸も、思う存分発揮できるんじゃないかな。
まぁ、だいたい風磨くんは誤解を生みやすい性質だと思うので(笑)、そういう人がラジオ向きなのは、ジャニーズに限らず、もう昔っから今に至るまで変わらないのです。
今日のらじらー!スペシャルは、聡マリちゃんとのコンビネーションも含め、かなり秀逸な出来でしたよ。風磨くんには、もっと長い時間、一人で喋らせてみたいですけどね。さらに別の本性が出てくるんじゃないかな。