ブログを読んでいただいている皆様。新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


紅白の矢沢エーチャンを見て、なんとも言えない微妙な気持ちだった。(歌詞も間違えたし)矢沢永吉は、私の高校時代のヒーローでした。それが、それが、なぜ紅白に・・・・?うれしさと悲しさが両方といった気持ちでしたが、ついつい見てしまいました。ロビーから歩いてくる姿を映し出されると、「ああ、エーチャン」とうれしくなってしまったのでした。(そう思った同年代の男性は多いはず)


昨年の仕事を振り返ると、一番印象的で忙しかったのは、政権交代によるODA政策、NGO政策の変化でした。簡単に言うと、NGOがひっぱりだこ??状態で、上げ膳据え膳といった感じで、政治家から大切にされたといった印象です。私が20年年近くNGOの提言活動に関わっておりましたが、このように政治から注目されたことはいままで一度もなかったのではないでしょうか。


しかし、民主党政権も厳しい評価にさらされつつあります。政治的意図は別にして、政治は生き物であり、変化の中に常にあり、チャンスにもなり、リスクにもなるものだと意識することが、NGO・NPO側にも必要ではないかと思います。


政治的チャンスに機敏に動くことは当然ですが、片方で大切なのは、丁寧に政治家だけでなく、市民の中に提言の賛同者の数を増やし、それを力にする提言活動が重要かな、と思っています。


新しい年に、こんなことを感じたのでした。


国際協力NGOセンター(JANIC)事務局長ブログ-RCP
RCP (写真提供:Ayako & Ferdi)