どんなに小さなことでも。 | おもいでのヤンゴ

どんなに小さなことでも。

つよきのヤンゴ
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最近、思うことがいっぱいあって
それをブログに書こうかどうか、悩んでいました。


今の日本国内の状況を考えれば考えるほど
当面はブログを自粛しようかと思っていました。



さて話変わって、僕のブログの数少ないアメンバーさんの中にときさんという方がいます。
その方は岩手県にお住まいの方で、
先の地震以降、ブログに音沙汰がなかったので心配していました。


安否を知りたいけれどメッセージを送るべきか?
非常事態だから迷惑にならないか?
2、3日悩んだ末に送信しました。




$おもいでのヤンゴ-b063_ganbare_touhoku3



昨日メッセージが返ってきて、
ときさんの無事を確認することができました。


以下、ときさんの了解を得て、メッセージの一部を抜粋します。



 

件名:ありがとうございます☆


楊胡さん、暖かいメッセージありがとうございました!


私の地元、岩手県釜石市も地震と津波の影響をダイレクトに受けてしましました。
幸い、自宅と職場は海から離れていたので無事でしたが…


ライフラインの復旧も目処が立たない状況ではありますが、徐々に電気と電波が通って来ています。
しかし、今回の地震で家族も住居も亡くした方がたくさん居るのも事実です。


復興はまだまだ時間がかかります。被災地のみんなは、1日でも早くもとのまちに戻そうと必死に取り組み始めています。


大変厚かましいお願いかもしれませんが、全国の皆様のお力も必要です。
どんなに小さな事でも、塵も積もれば山となります。それが、被災者にとって生きる希望にもなると思うのです。

 



メッセージを読んだ後に、ときさんのブログを見てみました。
すると、そこには言葉を失ってしまうような惨状が写っていました。


ときさんのブログより01

ときさんのブログより02


自分のルーツ・日常だった風景がこんな風になるなんて、想像するだけで顔がこわばってくるようです。
この中に自分がいたと仮定して、必要となる物の優先順位を考えてみましたが、いっぱいありすぎて頭がこんがらがる一方でした。



被災地に向けて協力できる事は、テレビ、新聞、ネットで皆さんご存知だと思いますので、あえて書きません。
後は、その情報を知った上で、いかに相手の立場になって考えることができるか?ということ一点に尽きるからです。



僕ら被災地の外にいる人間は、節電や交通ダイヤの縮小等はあるものの、まだ生きていくのに支障があるレベルではないと思います。
ときさんの言う「どんなに小さな事」の部分を詰めていく余分は、まだまだあると思います。

買い貯めや給油に走る人で不足が出たりもしましたが、済んだ事は仕方ありません。
次に生かせばいいと思います。
ちなみに、僕の車は4日前から給油ランプが点いています。
あと10km走れるかどうか(^_^;)
仕事で使う事もないので、しばらくは休んでいてもらおうと思います。



ときさんは、自身が大変な状態にありながらも
「大変厚かましいお願いかもしれませんが…」という前置きをしてメッセージを送ってきました。
その気持ちを考えると、「自分さえ良ければ」なんて考えることはできません。


実際、募金・節電・買い控えなど積極的に協力している方は多いと思います。
僕自身も今以上に出来ることを探して、小さな事にも協力していこうと思います。
皆さんもできることは可能な限りやっていきましょう!


東北地方が早く復興することを願って。



ときさんのブログ:
リンク1リンク2*天然記念物*



一番上の画像、新潟県が入っているのはご愛嬌ということで。
昔は新潟県も東北地方に入っていたそうですからね。