“僕”という男
![つよきのヤンゴ](https://stat.ameba.jp/user_images/20100930/18/jango-of-memories/73/0d/p/o0100007110775786912.png?caw=800)
僕という男は変わり映えのしない男だ。
ほんとうにつまらないヤツ。
毎日ベーコンエッグ、コーヒー、トーストが朝食だ。
まったく。飽きないものなのか?
![朝飯前1](https://stat.ameba.jp/user_images/20100422/10/jango-of-memories/1b/bb/j/o0640048010506663244.jpg?caw=800)
僕という男は変わり映えのある男だ。
毎日シナモントースト、ピザトースト、プレーントーストから気分に任せて選び、
コーヒーに至っては、毎日違う種類のコーヒーを味わっている。
僕という男は違いのわかる男でもある。
コーヒーの腕は素人の中でもかなりの方だろう。
だから、気分に合わせて豆を選び、朝から豆を挽いては、ペーパードリップで淹れる。
なんて優雅な朝なのだろうか。
僕という男は時間の感覚に疎い男だ。
こだわりが強いもんだから目の前に集中しすぎて、気がついたら
「こりゃいかん。時間だ。」
などと、帳尻合わせに走ることもザラである。
「あーあ、コーヒーマシン買おうかなぁ」
![朝飯前2](https://stat.ameba.jp/user_images/20100422/10/jango-of-memories/a0/ac/j/o0640048010506663493.jpg?caw=800)
僕という男は慎重であり、また深い男だ。
トーストの位置が不自然なのにも理由があるのであろう。
おそらく、その位置には何か企業名でもプリントしてあるのだろうか。
権利関係にうるさい世の中にも全くもって適応している。
僕という男は危険な男だ。
中学生も、小学生だって目に触れるだろうブログに平然とフォークが映る画像を上げている。
それだけならまだしも、画像の端に包丁の切っ先を映しているではないか。
包丁がセラミック製だということからも、何か危ない香りを感じさせる。
(赤矢印参照)
僕という男は…
![アンタ!何をごちゃごちゃと!](https://stat.ameba.jp/user_images/20100422/11/jango-of-memories/f9/d3/j/o0471044410506723369.jpg?caw=800)
最後までこんなんにお付き合いいただいたあなた、
ほんとうに感謝します。