8月23日、PET-CT検査当日。
検査開始の4~6時間前から絶食、水分は糖分のないものならOK

さてさて、PET-CTとは何ぞや


PET-CT検査とは従来の臓器ごとの検査と異なり、全身の癌を一度に画像としてとらえ、病気を的確に診断する新しい検査法です。癌細胞は、増殖するためにエネルギーのもとであるブドウ糖を他の細胞に比べ多く消費します。PET検査ではブドウ糖に放射化したフッ素(F-18)をつけたFDGという薬を静脈注射します。この放射能は半減期(半分になる時間)が約2時間と短いため、サイクロトロンという装置を用いて、病院内で毎日製造します。FDGはブドウ糖と同じように、エネルギー消費が多い組織に集まります。健康な人でも、脳、心臓などにはFDGが集まります。癌があれば癌組織にも集まります。このことからPET装置を用いてFDGが集まっている組織を画像化することで、癌を発見できるのです。この方法は、MRIやCTのみを用いて形の変化から癌を診断してきた従来の画像診断法とはまったく違う、最新の方法です。FDG-PET検査は一部に診断が苦手な腫瘍(小さい、癌細胞密度が低い)や部位(脳、胃、腎臓、膀胱など)があります。しかし体への負担が少なく、広い範囲を一度に観察でき、他の検査では指摘困難な病変を、別の視点、つまり糖分の利用度合いから診断できる点が優れています。PETとCTを組み合わせた複合機であるPET-CT装置ではCTの画像をFDG-PETの画像に重ね合わせることで、さらに診断精度が向上します。多くの症例で臨床的な有用性が示されています。PET-CT検査は健康な人のがん検診のみならず、すでに癌にかかっている人での再発や転移の発見や、治療計画をたてることに非常に有効です。  ※PET-CT説明書より抜粋


・・・なんだか難しいことをたくさん書いてありますが
簡単に言えば、一度に全身検査出来るってわけです(短っ

放射化したブドウ糖とか、ちょっと聞いたら恐ろしい気はしますが、
被爆量的には身体への影響はないそうです。

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当日の検査の流れは、

受付&問診
検査薬(F-FDG)の静脈注射
1時間半~2時間の安静
20~30分、PET-CTで撮影

こんな感じです。

静脈注射後1時間半ほど、
座り心地の良いリクライニングチェアーで、
少量の造影剤入りのお茶(お~いお茶)500mlのペットボトルを
30分~1時間で飲み干し、安静にしつつ
積極的に排尿する ・・・そんな感じ。

リクライニングチェアーはパーテーションで区切られていて、
個室状態 TVも設置されていて、音はヘッドレストから流れる仕組み。
設備良さすぎ感が満載です(笑)しかも間接照明
ひざ掛けも用意されていて、さっさと造影剤入りのお茶を飲み干して、
トイレ2回行き、ぐっすり寝ました(おいw


PET-CTで撮影前に、もう一度トイレで排尿!良く出る(笑)

CT撮影自体は、痛くもかゆくもなくて、ただじーっとしてるだけ。
指示があった時だけ、息吸って~止めて~みたいな
まぁ、今までの痛~い組織診やうるさいMRI検査に比べれば、
苦痛はゼロでした

ただ転移がないかどうか。
それだけは心配でしたけども


結果は次回術前検査時、9月14日。
転移ありませんようにっ




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