僕が始めて買ったエレキ・ギター。
フェンダー・ジャパン ストラトキャスター。
高校入学の直前に入手しているので、コイツとの付き合いは、かれこれ20年以上になりますね。(ってことは、ギターも20年以上やってるんだ…その割には、上達しないなぁ…^^;)
大学入学のときに、FenderUSAのストラト(紅ジャケ http://ameblo.jp/jake-studio24b/day-20100821.html )を購入したのですが、同じストラトでも音のキャラクターが全然違っていたので、演奏する楽曲によって使い分けていました。
IbanezのJEM77FP(http://ameblo.jp/jake-studio24b/day-20100520.html )をメインギターとして使うようになってから出番が少なくなったため、思い切った改造をしました。上の写真で見ると普通のストラトなのですが、指板をズームアップすると…
「フレットレス・ギター」という構想は、“ある奏法”に関する大いなる誤解から(^^;)、高校生の頃に思いついたのですが、当時はこれ1本しか持っていないし、そもそも改造する技術もなかったので、実際に改造したのは今から10年くらい前のことですね。僕の後輩が、試行錯誤しながらやってくれました。
実は“ある奏法”に関する大いなる誤解は、大学に入学した頃に解けていたのですが、その誤解が解けてなお、フレットレスへの改造を諦めなかったのは、ギタリスト・野呂一生さんの影響。野呂さんがフレットレスを使っているのを知って、「オレも同じことしたいッ!(以前書いたワウの話と一緒。基本的にミーハーなので…^^;)」と思いまして。
何年越しかの思いを後輩が叶えてくれたわけですが、実際に弾くのはとんでもなく、難しいですね(--;)。
ちょっとでも気を抜くとピッチが合わない。弦を押さえる左手の感覚も全然違うし…。このギターを練習するときはギターを始めた高校生の頃に戻ったような感覚に陥ります(^^;)。
そのサウンドは民族楽器みたいな感じで、かなりユニーク。このサウンドにマッチする曲は、限定されてくるので使用頻度は圧倒的に低く…ライブでは過去1回使用しただけです。このサウンドが似合うオリジナル曲を作れば使用頻度が上がるんじゃないかと思いトライしているのですが、完成したのはたった1曲という…(--;)
そのため何度かフレッテッドに戻すことも考えたのですが、唯一無二のサウンドには、ものすごく魅力を感じているので、「いつか使いこなしてやる…ッ!」などと思いながら、現在に至っています。
※フレットレスギターが使われている思い出の曲は、カシオペアのアルバム「DRAMATIC」に収録されている「道」。この曲を聴かなかったら、フレット・レスに固執しなかったかも…
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