ＮＰ能力値が評価しなかった１番人気が連を外す確率は？

馬券を検討する上で最も重要なのが１番人気の取捨ですね

死角がなければ馬券の軸に据えて、あえて高配当は狙わずに点数を絞って利幅を稼ぐ、

しかし、死角ありと判断したら馬券から外す、もしくは抑えに回して幅広い買い目で高配当を狙う

全く対極にある馬券作戦への分岐点と言っても過言ではないでしょう

１番人気がＮＰ能力値の上位５頭に入らない場合、疑って掛かるというのが私の基本的なスタンスです

過去一ヶ月メインレースにおいて、ＮＰ能力値が無印（上位５頭に印が付きます）にした１番人気の結果と、

恐らくその陰に潜んでいただろう死角を記憶のある限り推測してみます

2010年1回札幌6日（8月29日）9R
キーンランドカップ
ビービーガルダン ４着

調教の動きは抜群だったし先行馬としては願ってもない１番枠。しかしパドックでは気配落ちと言うか、先を見据えた馬体の造りに見えた。事前情報から馬券の対象から外すのは難しかった。

2010年3回新潟6日（8月29日）11R
農林水産省賞典　新潟記念
スマートギア　６着

武豊騎手への期待値の大きさから１番人気に押し出された印象。上がりの勝負になったことと、ゴール前で行き場が無くなったことが敗因だろう。私の予想の中では、アプリコットフィズの重賞制覇や前日２戦２勝の好成績を残したことから期待をしていた。基本的に後ろから行く脚質の１番人気は当てにはしないことがベストの判断だと改めて思い知らされた一戦でした。

2010年2回小倉6日（8月29日）10R
阿蘇ステークス
インバルコ　３着

2010年1回札幌5日（8月28日）9R
しらかばステークス
エーシンモアオバー　２着

５７キロのハンデと強力な同型馬の存在から軽視したが、タカオセンチュリーの出負けによって結果的にはマイペース。ハナを叩かれるだろうと予想していたのが私自身の敗因。思い切った高配当予想が仇になりました。

2010年3回新潟5日（8月28日）11R
朱鷺ステークス
ケイアイデイジー　３着

2010年2回小倉5日（8月28日）10R
博多ステークス
グローリーシーズ　６着

2010年1回札幌4日（8月22日）9R
札幌記念
▲アーネストリー　１着

私の予想では『調教の動きを見ても大物感が漂う迫力を感じます。１００％の仕上げでは無いかもしれませんが、９分程度の仕上がりでもＧ２で好勝負できないようではＧ１など言っていられません。宝塚記念ではブエナビスタに終始マークされながらも半馬身差に粘っています。先行勢の中で最先着を果たすのはこの馬でしょう。』と評価。ＮＰ能力値も▲なのでジャミール、ヒルノダムールとともに軸に据えました。馬券は外れました

2010年3回新潟4日（8月22日）11R
レパードステークス
ソリタリーキング　３着

2010年2回小倉4日（8月22日）10R
小倉日経オープン
キングストリート　３着

2010年1回札幌3日（8月21日）9R
マレーシアカップ
▲シルクアーネスト　５着

2010年3回新潟3日（8月21日）11R
長岡ステークス
◎リビアーモ　２着

2010年2回小倉3日（8月21日）10R
ＴＶＱ杯
レッドサーパス　６着

2010年1回札幌2日（8月15日）9R
北海道新聞杯クイーンステークス
◎ヒカルアマランサス　８着

ＮＰ能力値◎ホワイト－池江泰コンビならと思い私の予想では軸に指名。コメントは次の通り『マーメイドＳではヴィクトリアＭの激戦の疲れが見えたヒカリアマランサスも、最終追い切りでは見違えるような動きを見せていました。ＮＰ能力値も◎に評価していますし、枠順も一番レースがし易いところを引きました。先行力が付いた今では小回りコースの克服も可能。ここは勝負の一戦と見て軸にすべきでしょう。』としてアプリコットフィズとの２頭軸で買い目を絞って勝負したものの当日は＋１２キロ。私はパドック診断でボリューム感があっていいと判定しましたが、レース振りを見ると太めだったのかもしれません。不覚の一戦でした。

2010年3回新潟2日（8月15日）11R
天の川ステークス
ミステリアスライト　１着

2010年2回小倉2日（8月15日）10R
テレビ西日本賞北九州記念
デグラーティア　５着

2010年1回札幌1日（8月14日）9R
札幌日刊スポーツ杯
▲ローズカットダイヤ　２着

前日予想の段階では１番人気になるとは考えていませんでした。セブンシークイーン、アグネスナチュラルなど快速馬が出走してきましたが、開幕週だったことから逃げ馬有利の展開を見込んでいたのでローズカットダイヤは軽視しました。しかし２ハロン目に１０秒２のラップを記録。前半３ハロン通過は３３秒５と予想以上のハイペースになってしまいました。展開を読み違えたため、買い目に入れた馬が圏外に敗れ去り悲しい思いをした一戦。今後、展開に偏った予想を戒めるキッカケになったように思います。

2010年3回新潟1日（8月14日）11R
越後ステークス
マハーバリプラム　２着

2010年2回小倉1日（8月14日）10R
西部スポニチ賞
ミキノバンジョー　１着

2010年2回函館8日（8月8日）9R
函館２歳ステークス
◎マイネショコラーデ　２着

私の予想では『マジカルポケット、ルリニガナの２頭に割って入るとしたら調教での動きは物足りなかったものの最内枠を引いて残り目が出てきたマイネショコラーデが筆頭でしょうが配当的には妙味がありません。』とコメントしていました。２、３番人気を軸に指名しましたので、１番人気のマイネショコラーデは抑えに回さざるを得なかったという事情がありました。マイネショコラーデを２、３着に付けた３連単、３連複で買い目を節約。トリガミを回避しています。

2010年2回新潟8日（8月8日）11R
関屋記念
○スピリタス　６着

私の予想では、リザーブカード（３着）を軸にして３連複を的中させたレース。１分３１秒台の高速決着を想定していましたので、ＮＰ能力値○のスピリタスは私の予想では次のようにコメントしていました。『１分３１秒台を唯一叩き出しているのが翌日行われた安田記念と同タイム１分３１秒７で湘南Ｓを勝ったスピリタス。今回も同じ時計で走ることができれば重賞初制覇が見えてきます。高速馬場の実績からスピリタスは外せないとして、・・・』しかし配当的な妙味と、一気のメンバー強化からスピリタス一頭にすべてを預けるには不安があり、血統面、調教面から判断したところリザーブカードとセイクリッドバレーが浮上してきました。配当面から軸をリザーブカード一頭に絞ってマイネルクラリティ、セイクリッドバレー、スピリタスに流すフォーメーションで馬券を組んでいます。馬場状態の的確な把握とそれに適応できる血統的な考察、及び的確な調教診断が生んだ万馬券でした。ただ、３連単を取れなかったのは悔やまれます。まだまだ精進しなければ・・・ですね

2010年1回小倉8日（8月8日）10R
宮崎ステークス
▲インバルコ　１着

2010年2回函館7日（8月7日）9R
みなみ北海道ステークス
○エアジパング　７着

トウカイメロディとエアジパングの２頭が１番人気を競っていました。どちらを軸にするか最後まで悩みましたが、前走の走り、距離延長、小回り二六巧者という観点からエアジパングを軸に指名してしまいました。しかし、パドックでは－６キロが示す通り馬体に迫力がありませんでした。人気馬２頭からの選択ですから、これは仕方がありません。

2010年2回新潟7日（8月7日）11R
関越ステークス
ジョウノボヘミアン　４着

2010年1回小倉7日（8月7日）10R
西部日刊スポーツ杯
○ビーチアイドル　３着

2010年2回函館6日（8月1日）9R
ＵＨＢ杯
モルトグランデ　２着

2010年2回新潟6日（8月1日）11R
ＮＳＴ賞
アイルラヴァゲイン　２着

2010年1回小倉6日（8月1日）10R
農林水産省賞典　小倉記念
スマートギア　３着

ＮＰ能力値が無印にした１番人気の成績は、２－４－５－６　連対率３５％、複勝率６５％

ＮＰ能力値が印を付けた１番人気の成績は、２－３－１－３　連対率５６％、複勝率６７％

でした

サンプル数としては十分ではないかもしれませんが、

一時でもこのような傾向があることを知っていることで高配当を狙うチャンスに恵まれるはずです

ＮＰ能力値の簡単な説明はこちら に掲載しています