斤量逆転ハナから押し切る!タカオセンチュリー 札幌9R しらかばステークス
さあ、研究の成果が試される札幌ダート千七戦しらかばSの予想です
要点を整理すると、
(1)ゆったりしたフォームで走る大型馬よりは華奢に見える人気薄の軽量馬に注目
(2)混合戦では牡馬有利
(3)過去3走のうち一度はメンバー中3位以内の上がりを使った実績のある馬の切れに注意。の3点です
この条件にピッタリ当てはまるのがディアマジェスティ
格450キロ台と小柄ですし53キロの軽ハンデ。
そして5戦連続メンバー中最速上がりを記録しています。
昨年の覇者エーシンモアオバーも1000万クラスを勝ちあがったばかりでしたし、
格下の馬が好走する傾向にあるレースであることも魅力です。
今度はエーシンモアオバーも楽に逃がしてくれないでしょうから展開面での恩恵も見込めます。
高配当を狙うなら必須の馬でしょう
休み明け以降2戦逃げ潰れていたエーシンモアオバーが前走ではこの馬本来のスピードを見せました。
前にも述べたように今回も単独ハナに行けるかどうかが展開を予測する上で重要なポイントになります。
この馬にダッシュ力で負けていないのがタカオセンチュリー
前走は無理せず控えましたが、間隔が開いた分本来のスピードも無かったように思います。
オープンの千四でもハナを奪えるスピードがありますので、今度はエーシンを外から被せるような形でハナを奪える可能性は高いでしょう。
大跳びでダッシュ力に乏しいバロズハートも藤田騎手なら叩いてハナに行けるかもしれません。
ハナを奪わなければ持ち味が生きないことは藤田騎手も十分に分かっていますので出ムチを入れてでもハナを奪いそうな予感がします。
したがって、エーシンモアオバーはハナを奪えず2、3番手に控えるか、終始2頭に絡まれるかどちらかの道を辿るだろうと読みました。
1番人気が予想されますがNP能力値は無印の評価
ハンデ戦で57キロを背負ったレースに実績がないのも気になります
ここは3連単3着付け以上の評価はできません。
そこでエーシン以上の評価を与えたいのがタカオセンチュリー
千四でハナを奪えるスピードがあって2100Mを逃げ切れるスタミナを兼ね備えている馬など、なかなか他には見当たりません。
前走ではパドックの雰囲気が良くなかったように見えながら2着を確保。
叩かれて間違いなく上向いているはずですから、勝ち負けを期待してもいいのではないでしょうか。
捲くる競馬を得意とするゲンパチタキオンが向こう正面から早めに仕掛けていくようなら先行勢は苦しくなります。
ハイペースの展開で浮上するのがディアマジェスティの他、クリールパッションとアートオブウォーの2頭です。
簡単に2頭の特徴を述べますと、クリールパッションはコーナーでの加速をそのまま直線で維持できるタイプですから一気のペースアップにも遅れることはありません。
57キロ克服が鍵になりますが札幌コース良馬場で1分43秒5の時計も光ります。
アートオブウォーは目一杯走るタイプなので久々のほうが切れる可能性は高いと見ています。
3走前にメンバー中1位の上がりを記録していますので、インに入れて我慢できるようなら一発あってもいいでしょう。
前残りか後ろからの差しが決まるか、どちらのケースも考えられますが高配当を狙うなら後者のほうでしょう。
ここは、ディアマジェスティ、クリールパッション、アートオブウォーに先行勢ではただ一頭タカオセンチュリーを加えた3連単ボックスで勝負してみます。
【3連単】1、2、10、12ボックス
【3連複】10→1、2、12→総流し
◎10番タカオセンチュリー、○12番アートオブウォー、▲1番ディアマジェスティ、△2番クリールパッション