『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(ランガスワミ・パルタサラティ著、渡部英機・訳、siba・編 )
【シルディの現在】(6)
複合建築の中の最も重要な建物は、サイババ・サマディ・マンディールである。それは元々、ナグプールの百万長者の帰依者・バプサヘブ・ブーティによって建てられ、ブーティ・ワダと呼ばれていた。
サイババの遺体は、ブーティによってクリシュナ神殿を建てることになっていた土地に埋葬され、ババのサマディ(墓所)はここに出来上がった。
サマディは白大理石で建てられた。サマディの周囲には手すりがあり、装飾がなされている。サマディの正面には、装飾的な作りの銀色の2本の柱が立っている。
(続く)