『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(968) | 奇跡の聖者 シルディ・サイババ

奇跡の聖者 シルディ・サイババ

Om Sai Sri Sai Jai Jai Sai

『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(ランガスワミ・パルタサラティ著、渡部英機・訳、siba・編 ) 

 

【私の墓が話すだろう】(102)

 

 

 しかし、これらの珍しい一時は別として、ババは彼自身のことを広大な能力を神(彼はよくファーキルと呼んだ)によって与えられている神の代理人として表した。

 彼は何か依頼した帰依者達に、ファーキルがそれらを認可しなかった、とよく言った。

 ある日、彼はカフニを多数の人々に分け与えていて、1人の親密な帰依者が内心でそれを欲しいと思った。ババは彼の思いを読み取って、「ファーキルがあなたの要望を認可しなかったのです」と彼に告げた。こう言って、ババはその帰依者がカフニを与えられない理由を、説明したのだった。

 

 

 (続く)