一世を風靡したテーパーカットのヘイロー(取り巻き)リング

中央にはエメラルドがセッティングされていたそうです

 

 

リングとして使うにはちょっと大きさが

物足りなく感じるようになられてしまい

お孫さんのお誕生石『ペリドット』を使って

ペンダントにお作りかえすることになりました

 

 

リング枠の中央にサイズが合うペリドットをご用意し

お選びいただきました

リング中央の周りにはダイヤモンドがすでに

セッティングされているため

ペリドットのサイズが大きすぎても、小さすぎても

石留めをすることはできません

修正できるサイズには限界がありますので

その点も考慮してのペリドットをご提案いたしました

 

リングのデザインを活かしての加工となりましたので

加工内容は下記の通りです

 

1.リングの腕(輪の部分)の取り外し

2.バチカンのロー付け(レーザー)

3.ペリドットの石座を修正、石留め

4.仕上げ

 

 

 

クラシカルな印象になりがちなテーパーのヘイローデザイン

中央に明るいお色の宝石がセッティングされると

印象ががらりと変わって新鮮です!

 

本来こちらのデザインはダイヤモンド、ルビー、

サファイア、エメラルド、オパールで作られることが一般的です

今のスタイルでは上記の宝石では華やかすぎるとの

お声を多く耳に致します

 

思い出のあるジュエリーはデザインを変えずに

宝石をチェンジするだけで次の世代に受け継ぐこともできます

このような加工ができることが

ジュエリーのすごくいいところです

お孫さんも喜んで下さったようで、三世代に渡って

愛用していただけるペンダントをお届けできました