先週、5月8日 日曜日は
朝日・五私鉄リレーウォークに参加しました。
第2回目となる今回は、近鉄担当
古代ロマンあふれる
「山の辺の道」を歩く
です。
奈良県 桜井市になります。
久しぶりの、奈良県のハイキングです。
最近、長野県・滋賀県・奈良県と、東海三県から離れた場所を
歩いています。
北口に出てきました。
桜井駅は、桜井市の代表駅で
JR西日本、桜井線(万葉まほろば線) の駅でもあります。
近鉄ハイキングの名古屋地区のものと、よく似ています。
ちなみに、近鉄主催の大阪のハイキングは、フリーハイキングで
このような、矢印が設置しているハイキングはないようです。
この交差点を横断して、左へ曲がっていきます。
その交差点から、少し歩いて、右に曲がると、
前方に、今日のスタート地点、桜井市中央公園が見えてきました。
このテントの所で、マップをもらいます
今日は、ハイキングを楽しんでいる人なら、
一度は歩いてみたい、憧れの古道「山の辺の道」を
桜井市から、天理市へ向かって、歩いていきます。
スタートです。
すぐ目の前に、
桜井市役所の庁舎があり、その手前を右に曲がっていきます。
今日の天候は、晴れ
このあと日中は、ずいぶんと気温が上がりそうです。
奥に見えている山は、三輪山で
古来から、神が鎮座する山「三諸の神奈備(みもろのかむなび)」
と称され、一切斧を入れることは許されず
一木一草にいたるまで、神が宿るものとして尊崇されてきました。
右側に何か突き出たものが見えてきました。
その答えは、さらに歩いたところ
ここを右に曲がると、見えてきました。
下を通る、人や車と見比べても、メチャクチャ大きいです。
高さは、32m 柱の間 23m 柱の直径 3m、重量は180tです。
その大鳥居をくぐり、三輪明神参道を歩いていきます。
途中道は、二つに分かれていましたが
参道は、緑の並木があるほうです。
JR桜井線(万葉まほろば線)の踏切が見えてきました。
近くには、三輪駅があります。
出店が出ていて、賑やかな雰囲気でした。
その先に、大神神社(三輪明神)の、二の鳥居が見えてきました。
先ほどの賑やか雰囲気とは、
一変し、神の領域に近づいていることを感じさせます。
寛文4年(1664)に、
徳川家綱公により再建されたものと伝えられています。
この神社は、三輪山を、ご神体としているため、本殿はなく
拝殿を通して、三輪山を拝み
日本最古の神社の一つといわれています。
この道は、
大和平野(奈良盆地)の東側に連なる山々の「山の裾」に位置し
かつては、平城から石上布留を通って、三輪、金屋へ通じています
7世紀初め頃に造られたといわれ、
史実に現れる、我が国最古の道です。
また、そのほとんどの部分が、東海自然歩道に指定されています
三輪の神様の荒魂(あらみたま)を祀る神社で
病気平癒の神様として、信仰されています。
拝殿の奥には、薬井戸があり
万病に効くという、薬水が出る井戸として知られていて
水を汲みに来る人が多く見られました。
この狭井神社で、申し込みをすると、入山できるそうです。
さて、再び、「山の辺の道」を歩いていきます。
参加者の大渋滞でした。
山の中を、上り下りを繰り返しながら歩いていきました。
玄賓院です
玄賓僧都の庵で、もともと三輪山の桧原谷にあって、
山岳仏教のお寺として、栄えました。
深い森に差しかかりました。
その先に、しめ縄が見えてきました。
そのしめ縄をくぐると、桧原神社です。
この先、右側に拝殿がありました。
三輪山中にある磐座を、御神体としているので、本殿はありません
天照大神を祀り、元伊勢とも呼ばれています。
拝殿の正面には、大きなしめ縄がありました。
その先には、奈良盆地の風景と、うっすらと二上山が見えていました。
眺望のいい、この場所は、夕日の絶景ポイントとしても知られています。
まだまだ、、「山の辺の道」は続きます。
その続きは明日です。