10月24日 日曜日に参加した
朝日 五私鉄リレーウォーク
第4回 いにしえにタイムスリップ!
堺・百舌鳥古墳群から西高野街道、狭山池へ
の続きです。
仁徳稜古墳(百舌鳥耳原中稜)からです
この百舌鳥耳原(もずみみはら)というちょっと変わった地名の由来は
日本書紀に、このような話が載っています
仁徳天皇が、
今の天皇陵の近くにこられて、ご陵を造る場所を決めました。
造り始めた日に、勢いよくシカが走ってきて、人々の前で急に倒れて
死んでしまいました。
いきなり走ってきて、
目の前で倒れたので、さぞかしビックリしたことと思います((゚m゚;)
不思議に思って、調べてみると、シカの耳からモズが飛び去りました
シカの耳の中は、すっかりモズに食い裂かれていたのです。
この小さなモズの勇ましい働きを称えて、この地を、百舌鳥耳原と
呼ぶことにしたそうです。
ちなみに、大阪府の府鳥は、モズです。
仁徳稜古墳(百舌鳥耳原中稜)を出発して、
この先の信号のある横断歩道を渡って、右側へ進んでいきます。
すぐに大仙公園という公園に入っていきました。
緑豊かな園内には、博物館、日本庭園、茶室、図書館、都市緑化
センター、サイクルセンターなど、さまざまな文化、教養施設も整備
されています。
小さな古墳が、いくつか見ることができました
なんと低運転台の103系が、まだまだ現役で活躍中です。
しかも、阪和線は、スカイブルーの103系のはず、
ウグイス色の103系は、本来、関西本線を走っています
さらに、中間車には、大阪環状線のオレンジも混結していました。
元祖振り子電車 381系も健在、すごいですね。
踏切を渡って、JR阪和線沿いを少し歩いたあと
この先を、左へ曲がっていきます。
いたすけ公園です
その公園の近くには、いたすけ古墳という前方後円墳がありました
全長約146m、後円部径約90m、高さ約11.5m、前方部幅約99m、
高さ約10.5mで、百舌鳥古墳群の中で8番目の大きさです
一時期、土砂の採取と住宅の造成のため破壊されそうになりましたが
学者や市民の運動が実を結んで保存されることになりました。
南海ハイキングのスタッフが、車の通行がある場所や曲がり角に
配置されていて安全を確保してくれていました。
スタッフの皆さん、
全員が挨拶がしっかりしていて、応対がとてもよかったです。
全長約186m、後円部径約95m、高さ約17m、前方部幅約119m、
高さ約17mの、前方後円墳で、百舌鳥古墳群の中で4番目の大きさです
その御廟山古墳の周りを歩いていきます。
途中、少し変わった花を見ることができました。
日本名は、ウマノスズクサというそうです。
不思議な色模様と形に、思わず、見入ってしまいました
古墳を囲む水辺には、野鳥も見ることができました。
しかも、こんなに近くです。
身体が大きく、くちばしが長いから、ダイサギかな?
小魚を捕まえました。
しばらく歩いた御廟山古墳沿いの道もここまでです。
おそらく整備のためだと思いますが、
一つ前の、いたすけ古墳の話を思い出します。
コースの見所は、まだまだ、たっぷりあります
つづきは明日です