4月11日は、JR東海のさわやかウォーキング
「陶都多治見を彩る春のまつりを訪ねて 」に参加しました。
スタートは、JR中央本線 多治見駅です。
岐阜県多治見市になります
とても、立派な駅舎ですね、昨年の11月に完成したばかりで
これの橋上駅舎の完成より、南北の通り抜けが容易になりました。
今日は、多治見市の市之倉地区を中心に歩いていきます。
今回は、初めての多治見市の歩きで、とても楽しみです。
駅から、南方向へ歩いていきます。
今日の天気は、曇り、
電車に乗る前は、雨が降っていましたが、このまま回復しそうな空模様です。
しばらく歩いていくと、橋が見えてきました。
この土岐川は、この先、愛知県に入るとと庄内川になります。
陶都大橋を渡っていくと、右手に青い橋が見えてきました。
笠原川に架かる、昭和歩道橋です。
その昭和歩道橋をわたると、遊歩道がありました。
陶彩の径(とうさいのみち)と呼ばれています。
この陶彩の径は、
笠原鉄道(東濃鉄道笠原線)廃線敷きを利用したもので
幅約4m 延長約3.2kmの自転車歩行者専用道が平成10年に
完成しました。
自動車が走る道路とも、立体交差となっていて
歩きながら、鉄道の車窓の風景が楽しめる、とても素敵な道です
緩やかに左カーブをすると、秋のような風景が広がっていました。
春に紅葉する「チシオモミジ」です
そして、再び、春の風景へヽ(゚◇゚ )ノ
少し散りかけていますが、善吉丸が通り過ぎるのを待ってくれた
ような気がします
桜並木を過ぎると、道路が上に走る立体交差の場所がありました。
まさしく、鉄道が走っていたことを物語っている風景で
向こうから、ディーゼル機関車が短い編成の貨車を、ガタゴトと
音を立てながら、走ってくるような気がします。
今度は、両側に桜の木があり、
散った桜の花びらが、遊歩道をピンク色に染めていました。
さて、この先も、笠原鉄道の廃線敷が続いていますが
直進に進むコースは、家族向けコースで
市乃倉に立寄る一般コースは、ここで右に曲がります。
左側に見えてきたのは、大洞川です、
右側の「つた植物」の壁も、見事でした。
上り坂にさしかかります、
ちょっとした渓谷気分です。
前方に、美しい桜が見えてきました。
大洞川を渡り、この道を歩いていきます。
やがて、道幅が狭くなり、上り坂となってきました。
しばらくの間、ずっと上り坂です。
自然の山ツヅジでしょうか、一帯に咲いていて癒してくれました。
上り始めて約10分少々、ようやく峠が見えてきました。
ここから、長い下り坂です。
この丁字路を、左へ曲がっていきます。
陶磁器などを作っている窯元が、建ち並ぶ通りを歩いていきます。
ここは、通称「市之倉オリベストリート」といいます。
陶の里と呼ばれるくらい、陶磁器の生産が盛んな場所です。
この交差点を右へ曲がっていきます。
左手に、東濃信用金庫の建物と「市之倉さかつき美術館」の看板が
見えてきました。
ここを左へ進んでいきます
市之倉さかづき美術館に到着しました。
幕末、明治から昭和にかけて作られた市之倉の染付盃をはじめ
さまざまな盃を展示しています。
市之倉陶祖祭が開催中で、蔵出し市のメイン会場になっていました
1000円のお茶碗が、200円でした。
こちらも、見逃せません(・∀・)
五平餅美味しかったです。
ふと、その時、気になるものが目にとまりました。
短いレールに乗っているところを見ると、保存されているのかな?
後で調べてみると、詳しい資料はないものの
東濃鉄道笠原線の市之倉口駅から、伸びていた東京窯業の
引き込み線で活躍していたDLと思われます。
かつて、貨物輸送が盛んだった頃の、とても貴重な生き証人
大切に保存していただきたいと思います。
市之倉さかづき美術館から、さらに奥へ進んでいきます。
とても、趣のある建物です
穴窯といわれる窯が、奥にありました。
まきがたくさんおいてあり、現在も使われているようです。
太鼓が置いてあるのは、
今回の祭りのイベントとして、コンサートが行なわれていたからです
こちらの建物の二階にも、展示室があります
人間国宝 加藤卓男の「ペルシャの美神・女像展」が開催中でした
その続きは、明日です、お楽しみに(^O^)/