ヴェンゲルに3年契約オファー?---新選手獲得のミソ | Japan Gooners~アーセナルニュースネットワーク

ヴェンゲルに3年契約オファー?---新選手獲得のミソ

Telegraphによると、来年末でクラブとの契約が切れるArsene Wenger (アーセン・ヴェンゲル)に役員会は新たに3年の契約をオファーする方向だとか。

$Japan Gooners~アーセナルニュースネットワーク-ヴェンゲル:契約3年延期?


今季、再び優勝を逃した結果になったものの、Peter Hillwood (ピーター・ヒルウッド)やIvan Gazidis (アイヴァン・ガジディス)を含む役員たちは、全体としてのヴェンゲルの功績を評価し、さらに長期間でのヴェンゲルの指揮を望んでいるようだ。

スタジアム建設によってクラブが背負っていた借金も去年で半分になったようで、この夏の移籍市場で、ヴェンゲルがより金銭的に余裕を持った買い物ができることは間違いない。
再び優勝を逃がし、栄光と勝利に飢えるファンの中には、指揮官の可能性を疑う声も聞かれる。
しかし個人的には、チームの大きな成長が見えた今年のパフォーマンスは、来季こそという信念を前向きに持たせてくれるものだったし、過去このブログでも何度か言ったが、彼がクラブを去る前にぜひとも今のチームで彼が栄光を手にするのを見たい。

優勝のチャンスが流れてから、周りの注目は来季に向けての新選手獲得に集まっている。
今年の教訓を踏まえての戦力強化は、ヴェンゲルの将来にとっても重要な意味を持ってくると思う。

その一番乗りとなるのが、5月15日にはボルドーからフリー移籍でアーセナル入りする予定のMarouane Chamakh (マルアーヌ・シャマフ)。
リヴァプール、トッテナム、またロシアのクラブからも大きなオファーがあったという彼だが、「アーセナルのショートパス中心のプレーが好き」だと話し、また「プレミアリーグにフォーカスしていた」という理由で、結局エミレーツへの移籍を決めたようだ。

$Japan Gooners~アーセナルニュースネットワーク-シャマフ


最近ヴェンゲルは、いい選手を"発見”して来る力が大きな意味を持った15年、20年前の移籍市場と比べ、近年はその状況も変わったと話した。(*参照:アーセナル公式ページ
今はいい選手がいれば、誰もが彼を知っている時代。情報は光のごとくだ。
しかし、優秀な選手=チームが求めている選手という公式は必ずしも成り立たない。
ヴェンゲルは、アヤックス時代に優秀な選手として気に留めていたThomas Vermaelen (トーマス・ヴェルマーレン)でさえ、獲得はギャンブルだったと話している。
いかに上手くギャンブルをして、求める選手である”はず”の選手を獲得するかがミソになってくるのが、今の移籍市場と言うことのようだ。

いくつかの報道から、キーパー獲得はヴェンゲルの最優先ではないようで、自分が選択した選手たちへの、時に必要以上に大きな信頼に懸念を募らせるグーナーも多い気がするのは、当然とも言えると思う。

しかし、経験豊富な選手獲得にターゲットを絞るつもりだ(*参照:アーセナル公式ページ)というヴェンゲルの見る目を信頼して、もう一歩足りない今のチームがどのように強化されていくのか注目だ。


by ガナり娘


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