ラーメンライスも同罪?

 

 うどんの消費量が日本一の香川県は、実は、糖尿病の死亡率が全国で3番目に高い。原因はうどんの食べ過ぎなのではないかと話題になっている。うどんと糖尿病はどう関係しているのだろうか。


■糖尿病の死亡率ワースト3位

 うどんの消費量日本一の香川県。今週、その香川県民にとって「うどんの食べ過ぎが、糖尿病のリスクを高めているのでは?」という気になるニュースが話題になった。糖尿病の多さは、うどんの食べ過ぎが原因なのだろうか?

 実際、香川県は、糖尿病での死亡率が青森県、秋田県に続いて全国でワースト3位。このニュースが伝わると、ツイッター上ではツイートが急上昇。「うどん食べ過ぎで糖尿病か…」「炭水化物を毎日食べてりゃね」「毎日うどん食べてる私はどうすれば?」などの反応があった。

■「炭水化物の重ね食い」はリスク

 香川県民のうどんの食べ方を見てみると、おにぎりやいなり寿司を手に取り、うどんと一緒に食べていた。こうした食べ方について専門家は―

 栗山医院 糖尿病専門医 栗山副院長「麺やごはん、あるいはパンなんかを二重にとるようなお食事。これは糖尿病になるリスクは増していくと考えられます」

 うどんやご飯などの炭水化物は体内で分解され、糖になるため、とりすぎると糖尿病のリスクを高める要因の一つになるという。さらに、地方都市ならではの事情も影響している可能性があるという。

 栗山副院長「土地柄、車社会というか、あまり自分の足で動かない、運動量が少ないというのがあれば、糖尿病になる確率は上がってくるのかなと思います」