今日は父の見舞いもお休みにして、夫をデイサービスに送り出したら、それっと家事を片付け、久しぶりに図書館に行った
まず雑誌(婦人公論・世界など)5、6冊を抱え、次に新刊書の棚に行ってまた数冊、次に家庭コーナーに行き家事の本を3冊ほど抱えたら手がしびれてきて、それでもあきらめずに次に自己啓発本を2冊ほど持ったら即、貸出しカウンターへレッツゴー!
全部で12冊・・・これだけ借りてもタダ!!
だから図書館はやめられない
次にドラッグストアに行き、ポイントを使ってあれこれ切れたものを買い足し、そのあと手芸店の「春の30%セール」で二女のお弁当バッグの布を買い、
またまたそのあと「しまむら」で下着を買い、「シャトレーゼ」に行って気になっていた1080円のドーム型のアップルパイを買い、最後にいつもはあまり行かないちょっと高いパン屋さんでクロワッサンとローストビーフのフランスパンのサンドを買って家に帰ったらちょうど12時だった
ドリップでコーヒーを煎れ、ノリタケのお皿に(100均ではないところを強調)紙ナプキンを敷いてその上にパンを並べ、さらにヨーグルトや、フリーズドライの野菜スープも添えて、NHKのお昼のニュースを見ながらのひとりランチは飛び上がりたいほど幸せな時間だ
こんな時間がたまに持てるからいろいろ大変でも生きていける
夫が帰ってくる2時半までのわずかな「ひとりタイム」が私をリフレッシュさせてくれるのだ
コーヒーは何杯飲んでもおかわり自由
なんならこのあとミルクティーに変える事だってできる
この前長女が「愛チャンのブログって不思議なんだよね・・・お金持ちのマダムみたいにあれを買った、どこどこへ行って豪華なランチをした、みたいな派手さはないのに、むしろ結構大変そうな毎日なのに、どこか幸せな感じがするんだよね」と言った
「へーえ・・・そうなの?」
「お父さんの介護やおじいちゃんのことがあっても、アックンのバッグやスモックを縫ってくれたり、校正の内職もしながらお花も習って、私や○○(二女)のこともいつも気にかけていてくれるし・・・やっぱり愛チャンは愛が深いんだよ」
「そうかな?やだ・・・照れるな・・・ハハハ」
長女はそう私を励ましてくれるけど、本当はいつも私の方があなたたち家族に励まされているんだよ
今日借りてきた『朝4時起きですべてがうまく回り出す』という本を見ていたら、世のなかにはひとりでも自分を厳しく律して、エネルギッシュにパワフルに仕事をして周りの人に多大な影響を与え、多額のお金を手にしている人がいる
私はそれとは正反対に自分のために朝早起きなどできないし、まして仕事をして社会になにひとつ貢献している訳でもない無償労働の得意なただのおばさんだ
だから時々「本当に自分はこのままでいいのか?」という焦りは抱えているし、バンバン働いてバンバン稼ぎ、バンバン消費する女性の生き方に憧れたりもする
でも自分のためにあまり頑張れない私はいろんなことをちょこっとずつする今の暮らしが合っていて、下着が「しまむら」であろうと、ケーキが「シャトレーゼ」であろうと、いつも髪をまめに美容院に行ってカットし、きちんとメイクしてお気に入りのイヤリングをしてさえいればそれで上機嫌なのだ
「ヤダー・・・なんか幸せのハードルが年々低くなってる~」
テレビのグルメ番組を夫と見ながら「行った気分」になり、毎晩あけるノンアルコールビールで乾杯する日々も悪くはない
一日の中でちょっとでいいから「自分のための時間」が持てたら、それだけで私の人生はけっこうキラキラしていると強がりではなく本当にそう思っている・・・