■【右脳系】「おれはいい。アイツの過去は関係ねぇ」 | 阿部淳一郎の『仕事に迷う人への成長のヒント・アシタノタメニ。』

■【右脳系】「おれはいい。アイツの過去は関係ねぇ」

主宰している「ONE PIECE勉強会 」。

NHKさんが取材に来た回 (9巻・10巻がテーマ)
の「議事録」を参加者のMAMOさんがとってくださいました。

ご本人の許可をいただきましたので、共有します。
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●「おれはいい。アイツの過去は関係ねぇ」
→過去の実績を評価しがちだが、今を見つめ、将来について計画することが重要だ

→過去のことは気にしないと言い切ることによって、相手に安心感と信頼を勝ち取ることができる。また、言い切ることで、相手にはプロフェッショナルであると認めさせることができる。



●「苦しいときでも笑っていられる状況」について
→あと少し(700万ベリー)で村を買い取ることができる状況について、村人が知らないふりをしていた。これは、ナミに対して意図的に余計なことを言わないことで、気持ちよく目標を達成してもらえるようにしたナミへの気遣いであり、見守ることの重要性を訴えたのではないか。

→精神的な支柱の人物は、あれこれ細かい指示・命令をするよりも声をかけるだけで部下がよい仕事をするということと通じる内容ではないか。



●「ねる」
→一生懸命がんばっても出来ないとき、また、しんどいときは寝るに限る。

→仕事が出来る人や成果を出す人は、くう・ねる・遊ぶの分別がきちんとしている。



●「助けて」
→やることをやってから、初めて言える言葉。尚且つ、現代、頑張る女性はつい大切な人であればあるほど、気遣ってしまい、この言葉が言えなくなってしまう。その結果、気持ちが沈みがちになる傾向があるのです。

→末期ガン患者がこの言葉を言えなく苦しんでいる人が多いが、一度言葉に出すだけで、直ってしまうことがある。

→やることやって、自分の力ではどうにもならないとき、「助けて」を言うことで、周りにいる人にスイッチを入れられる言葉。


 
●「助けて」を言うと、言われた人がヒーローになる。
→「助けて」というメッセージを発しない人への効果的なコミュニケーションは介入しすぎないこと。「何かあったら、いつでもおいで!」というのが一番。



●「おれは剣も使えないし、うそもつけない、おれは助けてもらわないと生きていけない自信がある」
→これを言い切ることはとても難しい。才能で仕事ができる人はなおさら。しかし、ありのままを受け入れて、この言葉を発したとき心の負荷が軽くなった。

→ルフィーのように全面肯定できる人は、仕事もきちんと成果を出す方が多く、採用したい。

→ありのままを受け入れて、「喰う寝る遊ぶ」が出来る人で、なおかつ目標を見失わず実践している人は、仕事でも、プライベートでも成果を出せる人。

→実績ある経営者も、実はこの言葉を使っている。成功する人は、他人の力を上手に利用している。

→強みや得意分野を持つことが重要。でないとクルーに入れない。



●「強くあること」について
→ベルメールさんが、危機的状況においても強くあるのは、目の前の状況に絶望するのではなく、その先にある目標や夢に希望を見出せていて笑えている。強さの象徴ではないかと考える。

→希望があることは、仕事をする上で人を強くする。

→目標を達成するためには、測定可能で具体的に成果を測ることが大切で、そのことが仕事や生き方への希望を持つことに繋がる。

→相手の評価を気にするよりも、自分の目標や夢を見据えることが重要。

→次のゴールを見ている。心が笑っている状況が強いということ。

→辛い状況においても、顔だけ笑っているのは、イタい。

→何を優先してサービスを提供するのかが大事。オリエンタルランドのクルーが持つSCSEの紹介があった。



●「おれがやる!・・・ちょっと待て!サカナ野郎」
→ピンチを乗り越えるときは、人の手助けではなく、自分で決めることが重要。

→ピンチを乗り越えたときのモデリング(≒憧れの人)のイメージができている。

→ピンチを乗り越えるときは、その状況において下記のファクターを意識することが重要だ。ストレッチ(キツい状況であっても、)ハードファン(キツい状況を受け入れ乗り越える楽しみを感じる)、承認(みながそれを受け入れ、承認する)こと。



●「泣くだけ泣いて・・」
→覚悟を決めたとき、やり抜くことに共感。覚悟を決めたとき、その人の働き方はブレない。

→覚悟を決めるのは、このナミの心情の通り、まず弱音を吐いて、それから決める&行動するというプロセスが重要だ。

→弱音を吐くということは、近い将来起こるべくリスクを勘案して、それでも覚悟を決ると人はぶれない。

→事実を受け入れ、ありのままを受け入れる勇気と強さを持つことがまず必要だ。



●「私と一緒に死んで」

→希望がない状況は死ぬより辛いこと。希望のない状況を耐え続けるのか、それとも希望がある状況を掴み取りに行くのかが重要。

→ストレッチゴールを設定すること、もはやそれ自体が希望ではないか。

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やっぱり、深いですよねーーーーー。

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キャリアコンサルタント 阿部淳一郎
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