よくわかります。すばらしい。

こづパパとか本田くんとかが、真央のミスを誇張したりKYをほめたりするのは勝手だけど、採点がキムに合わせてできており、ジャッジの思惑によってGOEもDGも!もeも、PCSも自由自在につけられることに言及しないのはよくない。上からの圧力とかあるのかもしれないけど、敵は味方にいた、と悲しい気持ちになった。
だって、浅田はミスをしたから負けたんじゃないでしょう。はじめから負けることは決まっていて、負けただけなのに。
日本は、国際大会ではDGがもっと厳しくとられるだろうという理由で全日本で真央のジャンプにDGをつけ、まるで「浅田のジャンプには遠慮なくDGをつけてください」とアピールしているような行動にでたが、ふたをあけてみたらオリンピックでは劇甘DGとらない大会となった。
KYのジャンプの調子があまり精密にしあげきらなかったのでDGをとらない方向に出たのだろうが、KYはそのことを知っていたのでそれほどナーバスにならずに安心してジャンプを跳ぶことができたのだろう。エッジも。KYのショートのフリップのエッジがアウト少なくともニュートラルになっていたのは素人が見ても明らかだった。
KYの状態にあわせてジャッジの採点の方向性は決まる。その情報は、浅田陣営には入ってこない。
ショートで完璧な演技をしたにも関わらず5点差となって浅田は2位になった。
強がっていても、浅田はその事実を理解できなかったのではないかと思う。
フリーでKYが一応ミスのない演技をした。銀河点が出た。その時点で浅田が金をとるのは無理だということは、いやでも感じてしまっただろう。「ジャッジはキムの味方で、浅田に金をあげるつもりなんてないんだよーあっかんべー残念でした!」と試合前に告げられたようなものだ。
心の整理をつける時間もなく、すぐの滑走。さすがの浅田でも、集中できなかった。


あんまり関係ないけど・・・
閉会式での真央が席を探しているときのこづの冷たさと、冷たいこづパパのコメントをみて、今までこづまおを応援してたけど「とてもじゃないけど小塚家に真央はお嫁にはやれん!」と思いなおした方も多いはず。真央を甘やかす人ばかりがまわりにいるのはよくないのはもちろんそうだし、真央のできていないところを冷静に指摘できる人がいるのは大切なことだけど、わざわざ公共の場で「真央がKYより劣っていたから負けたのは当然」って公言する必要はないでしょう。真央がKYより劣っているから負けた、というのが完全に間違った情報なのは明らかなのに。だいたいこづ本人は3Aでミスしているのに、3A成功させた真央の重箱のスミつつける立場かっての。
真央がミスをして真央が完璧に滑った場合に出せる点数より少ない点数になってしまったのは確かだし、もっともっと練習してもっともっと点数を高く出す可能性があるよっていうことは確かだけど、それと今の不可解採点で銀メダルになってしまったのは別の話。
こづパパは古いタイプの人間のようなので、身内に厳しいことを言ったり「ウチの愚妻が。」とか謙遜するタイプなのかもしれないし、真面目なので真央のミスを見逃せなかったのかもしれないけど、だからってあなたが銀メダルになってしまったことを正当化するのは、残念だよ。
本心からそう思っているのか、立場上しょうがなかったのか、わからないけど。

ところで、数年前はステップは「できるだけ大きく激しく体を動かさないと加点は貰えない」はずで、そのために真央も美しさよりも運動量の多さを目指して氷すれすれをさわったり天井まで届くほど手を伸ばしたりぐるぐるまわったりしていたはずだし、美姫はそれで腕をぶんぶんふりまわして脱臼したりしていたはずだけど、いつのまに「眠るようなゆるいワカメステップで水のようにウォーミングアップのように流すだけ、そして足をなでたりうっふん攻撃」で加点が貰えるようになったんだろう。
不思議。