映画「ソフテン」のスタッフ、キャストに感謝します。 | 出馬康成プロダクション

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沖縄国際映画祭・特別招待上映
映画「ソフテン!」
3/20(木)19:10上映後・舞台挨拶KANON(Lucky Color's) MIINA (Lucky Color's) 
四島早紀 ののこ 小倉朋夏 岡本真依 
出馬康成監督 なるせゆうせいプロデューサー

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1970年の活気あるフィルムで撮っていた時代のテレビドラマのノリで
過酷な年始の撮影をした。
それらを彷彿とさせる映画になった。
みんなありがと。
メインの虹ヶ丘高校の9人が皆いい。
ボール恐怖症の黒知役の多田愛佳は微笑ましい暗さを醸し出し
人見(KANON)の生真面目さは彼女の未来の花の可憐さを予感させる。
ヤンキーの田中美麗はいくらツッパっても憎めないし
大人びた遠藤(四島早紀)はナイーブな美しさ
理論派の岡本真依、くってばかりの山田あさこ、
いつでも明るい小倉朋夏の一生懸命さ
三枚目のイケメンミーハーが板についた安藤遥
沖縄の母性を感じさせるMIINA、と…
原作とシナリオを越えるリアリティの芝居魂が焼き付いた。
この映画は何十年先にでも、皆が、「ああ、2014年に苦労して参加して
よかった!」と思える作品になったと思う。
父性のない時代に、父親になれるのは映画しかない。
お父さんは、大きなスクリーンでいつまでたっても娘たちのイキイキした
姿を観ていたいから映画を続けることにします。
原作者の板場皆さん、シナリオと今回はプロデューサーに撤したなるせゆうせいの尽力
ケータリングまでしてくれた製作委員会の関係者さまに感謝。
そして、作品への視点と思い入れはダンカンさんの視点に自分が立てたことが大きい。
そしてキャメラの木所さんは数少ないスタッフで照明まで完璧にこなす職人だし
ラインPの山谷さんは美術やCGまで力を発揮した。
これからも真面目に映画(人生)をステップアップしよう、と、
そんな気になる春の映画「ソフテン!」です。
2014年 3月 出馬康成