居酒屋で飲んだ後ラーメンを食す人が多い。
私もなぜか飲んだ後のラーメンが旨い。
ただ私の場合あまり食が太くないので誘われたらついていくってケースがほとんどであるが。
しかし飲んだ後のラーメンは食が太くない私でもたくさん食べられる。

で、最近気付いたんですが、飲んだ後にラーメンに向かう人の真剣さ。
考えてみたら、異常だと思いませんか。
あの真剣なまなざしは、何かにトリツカレテルって思うほどに。

適当に飲んで駅までぶらぶら歩いて、途中のラーメン屋の前で「〆にラーメンでも」「あ、いいですね」って感じでは全然ない。

とにかくラーメン屋を探す。
もしくは、知ってるラーメン屋があるケースは強い意志の元に一途に最短距離で向かう。
居酒屋からラーメン屋までの道筋で横目を振って町並みを楽しみながら悠長に歩いてる人って見たことない。

で、ラーメンを食べ終わって落ち着いた表情になる。つきが落ちたように。
達成感あふれた幸せな表情となる。
いや気持ちは理解できます。

しかしあの居酒屋からラーメン屋に向かう道筋で見せる取り付かれたような表情。
あの切羽詰った感ってどこから来るのでしょう。
生理的欲求ですかね。

って言うか、あの飲んだ後のラーメンを食べた後の幸福感がどこから来るのか考えた方がいいかも。
蕎麦でもうどんでも定食や牛丼、ファストフードは夢中で求めない。
とにかくラーメンなのである。

醤油とかの調味料の魅力じゃない。(ラーメンなら味噌でもタンメンでも醤油でも旨い)
温かさでもない。
麺だからでもない。
飲んだ後は塩味が濃いものを求めるからラーメンが旨いって説明があるけど、そうじゃないと思う。

店内の湿気かな。ラーメン屋は湿度が高い店が多い。
湿度の高い場所で熱いものを食べることによって、スポーツの後のような爽快感を感じられるのかも知れない。

もしくは自分の経験からかな。
子供の時から家族と外食した時に一番多く体験したのはラーメンだったからってことで。
多分私より年長の方も(外食の古い記憶ではデパートの最上階のレストランでラーメン)、年下の方も、結構多いと思う。
街中で、自分に戻るスイッチはラーメン屋なのかもしれない。

商売的には居酒屋とラーメン屋ってクマミノとイソギンチャク見たいな共存関係かな。
もちろんラーメン屋は麺みたいな触手があるイソギンチャクになります。



下記リンクは勉強になります。 ね。

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このブログ、たくさんの記事になってしまいました。
お暇なときにじっくりとお読みください。
では。