大分間があきましたが、本編についてはここでおしまいです。
この先映画のネタバレを含みますので、見たくない方は戻ってください。
ラストの橋に向かって歩くシーン
(その前の「あんまりうまくないですね!」はセリフじゃなくてト書きの方に入ってます)
「1期OP」と書いてあります。
後ほど画を載せますが、ここのシーンは1期OPを強く意識したものでした。
そして次のト書きなのですが・・・
「ごまかす澪」
「あついムギ」
「更に唯」
これ、声の演技というのもあるのでしょうけど「足」の描写に対する指示なのかなと。
「足」でこれらを表現するための。
と、いうのは次に下の方で
「くいつく紬」「妙に感心する律」のあとに
「うれしい唯の足」というのがあるんですね。
なので、その時にどんな表情の足を描くかの指示ではないかと思います。
「1期OPぽく」とあります。
ちょっと比べてみます。
↓これが映画ラストで4人が走るカット
↓こっちが1期OPのラスト直前での走る4人の足のカット
(余談ですが、ちゃんとフレアのような光のエフェクトが入ってます。
それにしてもムギの足が白い(ォィ) )
↓映画だと足のあとで上半身が映ります。
↓1期OPでは、この画のあとで上の足のカットでした。
(並びが入部順と逆なのも気になります)
見比べると、すぐ気づくと思いますが進行方向が反対です。
まぁ、当然といえば当然なのですが、1期OPは朝の登校中で、映画は夕方の下校中。
で、単純な登下校の違い以上に、この走る向きは意味がありそうです。
端的にいえば高校への「入学」と「卒業」を対にした表現になってるのでしょう。
1期で高校へ進学した彼女たちが、映画で高校から卒業したわけです。
もう、1期OPのように4人が橋の上を走って桜高へ向かうことはありません。
そしてこれは、「川にかかった橋を渡る」という象徴的な行動を通して未来への
旅立ちを表わしています。
なので、その未来に向かう道の途中には、やっぱり梓と和がいるわけです。
かんとくー!こんないいラストのあとに「うらおんゆい」ですか。そうですか。
負けました(何に?)