ムギの個人的名場面 その13(卒業アルバム!) | iz-f の ほとんどヒトリゴト

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「けいおん!」「たまこまーけっと」を中心に、大昔のアニメやマンガも少々。
 一部最近のも。
BABYMETALがかなり増えてるDEATH!

※記事の内容に関して具体性のある
  コメントのみリプライします。


かなり久しぶりなのですが、このシリーズで一つ

2期#21「卒業アルバム!」から


                 小躍りするムギ


律、澪、唯の3人が職員室のさわちゃんのところに進路希望用紙を提出。
3人の希望はムギと同じ女子大への進学でした。


このカットは動画で見ないと、ムギがどれほど嬉しかったかイマイチ伝わらないですね。


上のカットの直前が下です。


                    喜ぶムギ


職員室の入口から中の様子を見ていたムギが、さわちゃんが用紙を受け取った
ところで中の3人と一緒に喜びの表情を浮かべ、その後廊下で小躍りする
先のカットになります。


人一倍仲間思いのムギにとって、これほどうれしいことは無かったでしょう。


この話数は、表向きは唯が卒業アルバムのヘアスタイルで悩む展開でしたが
ウラでは澪が公立の推薦入試を断って、唯、律の二人と一緒にムギと同じ女子大に
進学(入試)を決定する話でした。


あの澪がこういう決断を下すまでには相当悩んだと思いますよ。
基本的には理性派で、親の言うことにあまり逆らうこともなかったであろう
彼女なので、もしかすると人生初の両親に対する反抗だったかもしれない。


親からすると、いまだに自分たちのことを「パパ、ママ」と呼び、お弁当にタコさん
ウインナーを入れてる成績優秀で真面目な「澪ちゃん」が、殆ど決まりかけてた進路を
突然変更すると言い出したのだから相当慌てたんじゃないでしょうか。


でも澪は、結構前から考えてたんじゃないかと思います。
夏期講習も受けてるし、「先輩!」では職員室の掲示板に貼られた大学入試に関する
掲示物を見ています。



これを、律が薄々感づいてたのかまではわかりませんが、なんとなく思いは同じ
だったのかもしれません。


ま、ここのブログテーマはムギのシリーズなのでムギに戻しますが、結局進路を
変更していないというか、当初の予定通りだったのはムギです。


これも推測ですが、ムギが桜高への入学を許された条件の一つが
「大学は親の決めたところに行く」だったのではないかと思います。

(澪をして「すごい、名門だな」と言わせるくらいの大学ですし、かなり早い
 段階で志望校が決定済みだった様子からも伺えます。)


なので、ムギは進路を変えられない。
他の3人がそれを知っていたかはわかりませんが、澪あたりは気づいていた
ような気がします。


4人が出会ったことで始まった「放課後ティータイム」
誰か一人がいなくても出来なかった空間。
そして、この空間を誰よりも大事に思っているのはムギ。


ムギのためにも、その空間を「永遠」にしてあげたくて3人はムギと同じ大学を
目指すことを決め、その希望が認められた喜びと嬉しさが冒頭のシーンになっています。



オマケのカット

                                        トリオ漫才


                「それは結婚式!」


梓に「いいですか? ちゃんと勉強しないと落ちますよ!」
と言われた唯と律が

 唯「落ちるとかすべるとか、受験生には禁句だよ・・・」
 律「切れるとか別れるとかもな・・・」


というボケのセリフのあとすかさず


 紬「それは結婚式!」


とツッコミます。


で、


      律「おほー! トリオ漫才が成立したー!」


もー、ノリがいいなー。


このお嬢さまは、ちょっと天然だけど基本的にまじめなので、もしかすると
夜な夜なお笑いのビデオでも観て勉強してたんじゃないでしょうか。


この話数でも、唯の試し撮りの結果を見て言いたい放題の律、澪に

 
紬「え・えーと・・・そこはツッコむとこ?」


となかなか、高度なボケ(単に天然かも)をかましてるところからも伺えます。