【闘病記(165)】手術後6年目を目前に、まさか抗ガン剤再開?? | じろーさんのブログ

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手術後6年目、そして休薬1年目を目の前に迎えた2009年9月頃のメモには、お腹の痛みや張りで辛い思いをしていたことが多々書き残してある。


前回の記事にも書いた通り、今も時々辛い思いをしている消化液の戻りやお腹の張りは、この頃から酷くなったと記憶している。


【2009年9月26日のメモ書き】


この頃、どうもお腹の調子が悪い!


消化液の戻り、ゴロゴロ感、張り、下痢ほどではないが緩い、下腹部の鈍痛等々…。


9/23の夜も、急にお腹が張りだして辛い思いをした。


「何だろう?」と思いながら、胃の中のものを出し、胃薬を飲み、お腹をさすったり揉んだりしたけど治まらない!


痛いとかではなく、何とも言えない”いやーな気持ち悪さ”だった。


夜半過ぎにどうにか治まってくれて、やっと寝られた。


身体の中で何が起きているのだろうか?


腫瘍マーカが上がっていることと関係があるのだろうか?



またもや、臆病風が吹き荒れ始めた!


また、この年の9月中旬に受けた半日ドック(会社の健康診断の一環)の結果に、ちょっとドキッとするような所見が出ていたので、慌てたこともメモしてある。


【2009年9月30日のメモ書き】


YR病院で血液検査と診察を受ける。


・お腹が緩い。


・消化液が戻ることがある。


・ガスっぽくてお腹が張ることが多く、症状が出ると2~3時間は治まらず辛い。


等を告げ、昨日届いたドックの結果も伝える。



昨日の終業時間間際に、成人病検診の結果が届いた。


恐る恐る見ると、胆嚢腫88mmとあり、ちょっと血の気が引いた。


もうドキドキで、帰宅の電車の中でも気持ちはうつろ!


家路が、いつもにも増して遠かった。


家に帰ると少し落ち着いたが、今日の診察はまたもやドキドキだった!


とにかく、O先生に話してみる。


すると、


「以前からなので、心配ないですよ!」と…。


「エッ、何それ、今まで何も聞いてないよ!」


聞けば、胃を切ると胆嚢は腫れるんだと…。


まして、空腹時は余計に大きくなるとのことで、それがドックの超音波検査での所見につながったようだ。



「でも、何で2年前のドックでは所見が出なかったんだろう?でも、まぁ心配ないと言うことなんだから良いことにしよう!」と一安心していたら、


CEA(腫瘍マーカの一つ)が上昇し続けていた。


じわじわと、静かに何かが迫って来ているようで不安だ!


10月28日に、CTと超音波、血液検査をすることにした。


その結果次第では、休薬1年目にして抗ガン剤を再開するしかないか!


手術後6年目が目前と言うのに、辛い!辛い!辛い!



胆嚢腫については一安心したが、お腹の不調は食べ物とかに気を付けるしか対処方法はなかった(そして、今も時々悩まされている)。


それよりも、腫瘍マーカがじわじわと上がって来ていることの方が心配になり、


またしても(と言うか、もう何十回目だったろうか?)翌月の検査まで悶々とした日々を送ることになった。



*この記事は、2003年に胃ガンが発覚して以降、日々の体調や出来事等をメモ書きしたものを、読み返しながら書いたものです