昨日、少し胃のむかつきを感じたので京都の病院に行った際にその事を
伝えたら・・・「疲労」だといわれましたo(;△;)o
寝不足だったり、気温の変化だったり、食べ物だったり色んなモノ全てに
対しての疲労なんですが・・・

そう言えば・・・今週はオリンピックも見ていたしちょっと寝不足だった
かもしれないし(*^.^*) (多分、多くの人はそうですよね?笑)
暑い中、外出が多かったし・・・食べ物も冷たいもの、食べたり飲んだり
していたかもしれないし・・・まぁ、夏バテなんでしょ!!

ある意味、初夏バテかも(//・_・//) 夏は比較的元気なので、バテる事が
そうないんですが・・・今年はまだ体力が戻っていないのかもしれません!!

昨日は、お昼からプチ断食をしていたら今日は結構回復していました!!
100%ではないですが、70%位の回復はしている感じです!!
昨日から、飲み物も全て温かいモノに変えて、体を冷やさない生活を心
がけています!!(´∀`) 

今日は、メグピーのメールマガジンの中にかかれていた胃腸の記事を載せてみたいと思います。やっぱり、夏は胃腸を気を付けた方が良さそうですね!!
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夏の胃腸は弱っている?!

私たちが摂取した食べ物は、口腔や胃などで行われる消化の過程を経て
主に小腸で吸収されていきます。吸収を受けてはじめて栄養素は血液の
中を通って各組織へ運ばれていきますので、栄養をしっかり摂っても胃
腸の状態に問題があれば小腸の細胞を通過することが難しくなり、吸収
効率は悪くなります。
中には、胃腸の状態が悪いほど栄養吸収が良いと思っている方もいます
が、胃腸の状態が悪い場合その機能は低下しています。ですので、より
一層栄養対策を強化して胃腸の状態維持・修復を促し、摂った栄養素が
しっかりと消化・吸収できるようにする必要があります。
夏場は、冷たい食べ物や飲み物あるいは暑さによるストレスで胃腸の機
能が低下しやすくなりますので、栄養を摂っていても上手に吸収されず
にそれがだらだらと長引く夏バテの1つの原因にもなります。

胃腸について考えることは、皆さんにとって必須の事柄なのではないで
しょうか。

胃腸機能を高めて摂った栄養素を上手に使いこなそう!!

■胃腸の働き
消化器系は、口から肛門まで続く長い管で口腔→喉・食道→胃→小腸→
大腸へと続きます。口から摂った食物は、順々にここを通過していきま
すが、その過程で消化・吸収作用を受けます。消化・吸収において、胃
腸は大きな役割をもっています。

〔胃〕
口から摂った食物は、食道を通って胃に運ばれ胃液の洗礼を受けます。
胃液は、主に塩酸、ペプシノーゲン、粘液からなり、胃粘膜表面の細い
管である胃腺から分泌されます。また、粘膜部分の奥には筋肉層があり、
その筋肉の蠕動運動によって内容物はかき混ぜられています。
そして、この胃腺の活動や蠕動を支配してその働き方をコントロールす
るのは、脳の自律神経系です。

〔腸〕
小腸の壁には多くのヒダがあり、その表面には絨毛という突起が並んで
います。さらに絨毛の細胞(粘膜上皮細胞)には微絨毛という細やかな
毛が密生しています。これらによって粘膜の表面積が広くなっているた
め、吸収の能率が良くなります。
吸収の実態は栄養素が小腸の壁を通り抜けることですが、そのくぐり抜
けをスムーズにしているのが消化です。
胃液と混じり粥状になった内容物は十二指腸に送り出され、胆汁や膵液
も流入することで強酸性になっている粥状の内容物を中和します(腸液
はアルカリ性)。そして、消化の最終段階として上皮細胞膜に存在する
各種の消化酵素が働くことで(膜消化)、栄養素の分子量は小腸の壁と
通り抜けることができる程度まで小さくなります。
栄養素の吸収は小腸が担っていますが、小腸の後に続く大腸では、水と
電解質の吸収が行われます。そして再吸収されない残りは糞便として排
泄されます。
腸の消化酵素分泌や蠕動などの筋肉運動も自律神経によりコントロール
されていますが、消化管ホルモンの影響も受けます(後述)。

■免疫機能
このように、消化器系は消化・吸収において重要な働きを示しますが、
もう一つ重要な働きとして免疫機能が挙げられます。
消化管粘膜は常に食物とともに入り込む病原微生物にさらされています
が、これに対抗する手段として免疫機能があります。さらにリンパ球や
マクロファージやIgA抗体などによる防御機構も備えています。その
ため、とくに小腸は生体の免疫力を支える最大の免疫器官であるといわ
れています。

■消化管ホルモン
消化器系の働きは、自律神経系だけではなく消化管ホルモンによっても
調節されています。
例えば、食物が胃に到達すると、胃細胞が刺激されてガストリンが放出
されることで胃酸の分泌を促します。強酸性の胃内容物が十二指腸に送
られるとセクレチン生成され、アルカリ性の膵液分泌が促進されます。
同時に、ガストリン分泌はセクレチンによって抑制されますので、内容
物は中和状態になります。
また、消化管ホルモンは、脳内ホルモンと同様に、他のホルモン分泌を
支配する働きもしています。

■胃腸の機能維持に働きかける栄養対策
体全体の状態維持にかかわる胃腸の機能を維持・向上していくためには、
下記の栄養物質を強化することが大切です。消火管とくに腸においては
同化異化(合成分解)作用がはやく、栄養摂取の効果が表れやすいのが
特徴です。

◎胃腸の機能維持・向上
・良質タンパク
・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンE
・ミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)
・その他


胃腸の持つ働きは消化・吸収だけではなく、免疫力やホルモン産生など
様々です。これらの働きは、生体内の代謝がスムーズに行われることで
胃腸を含めた体全体の働きも正常化されます。
そのためには、良質タンパク、ビタミン、ミネラルは欠かせない栄養素
です。
また、胃腸の動きを支配する筋肉は、内容物の消化を助けて移動を進め
る働きをします。カルシウムとマグネシウムは、摂取比率が2対1の場
合より、効率の良い筋肉運動が促されます。

◎粘膜細胞・粘液分泌の正常化
・良質タンパク
・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ミネラル(亜鉛、銅、ヘム鉄など)
・レシチン
・その他


とくにビタミンAは、粘液の材料として且つ新生した細胞が各々の役割
をもつ細胞に分化するための栄養素として必須です。
胃壁や腸壁は通常、粘液に覆われていて、とくに胃壁の場合は、粘液が
あることで強酸性の胃酸から守られています。しかし、粘膜細胞と粘液
に隙間があると胃液が侵入しやすくなり、細胞が傷害されやすくなりま
す。レシチンは、この両者をひきつけておくために必要となります。
良質タンパクを中心にこれらの栄養素を強化して、ウイルスや細菌の第
一の侵入口である粘膜をしっかり強化することが大切だと思います。

◎整腸作用を促す
便通状態が悪いと腸の機能も悪くなります。そこで注目したいのが、腸
内細菌の中でも有用菌と呼ばれる乳酸菌(ビフィズス菌、カゼイ菌など)
です。有用菌数を増やすことで腸内環境の正常化が促されます。しかし、
口からとった場合、唾液や胃内の消化酵素作用があるため、生きたまま
腸に届く有用菌はごくわずかです。そのため、有用菌のエサとなる食物
繊維(ペクチン、グルコマンナン、セルロースなど)やオリゴ糖の摂取
も同時に強化することで、すでに腸内に定着している有用菌量を増やし
たり、胃での分解を食い止めたりすることが大切です。

※水溶性の食物繊維(りんごなどの果物に多いペクチン、こんにゃくに
多いグルコマンナン、野菜類に多いセルロースなど)はとくにお勧めで
す。

◎ストレス対策
ストレス時は、胃壁への血流が低下するだけでなく、ストレスに対応し
て分泌される副腎皮質ホルモンは胃液の分泌量を増やします。
ストレスは、自律神経の働きやホルモン分泌を乱し、生体に対して大き
な影響を与えます。また、活性酸素を発生させる原因ともなるため、下
記のような栄養摂取が必要となります。

・良質タンパク
・ビタミンC
・ビタミンE
・抗酸化物質
 (ビタミンC、ビタミンE、植物ポリフェノール、イチョウ緑葉フラ
  ボノイド、コエンザイムQ10、カロチノイド、セレンなど)


私たちの体ではストレスに対抗するためのホルモンがつくられています
が、その材料となっているのが良質タンパク、ビタミンC、ビタミンE
などの栄養素です。体の細胞や組織の材料となるはずの栄養素もストレ
スを感じればその対応に使われてしまい、栄養対策も思うように進まな
くなってしまいます。ですから、各栄養素は充分量お摂りいただくこと
が必要です。

※活性酸素:私たちの体内では常に代謝反応が生じていますが、このと
き必ず活性酸素の発生を伴います。本来は自己の活性酸素除去酵素によ
って活性酸素が大量発生しないように調整しているのですが、ストレス
や過労や不眠などによってその発生量が増大します。多量に発生した活
性酸素は私たちの体に悪影響を与えます。

◎その他
休養も大事な対策の1つです。胃腸の機能障害は、精神的疲労によって
も促されますので、睡眠をしっかりとって、リフレッシュできる空間作
りを心がけることも必要です。
また、朝起きて太陽の光を浴びる、夜更かしを避ける、1日3食摂る、
など生活リズムを整えることも、生体へのストレスを軽減していく上で
は重要です。


■まとめ
胃腸機能を根本的に改善していくためには、食物繊維や乳酸菌などばか
り強化してとっていても意味がありません。胃腸の構造や、消化吸収に
酵素がかかわっていることを理解できると、タンパク質やビタミン、ミ
ネラルの必要性が分かってくると思います。
胃腸も夏バテしやすいので、十分な対策で真夏を乗り切りましょう!