納豆大好きγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞこんな身近な商品に驚くパワーが!!やっぱり食を学ぶことは長寿に直結する結果になりそうですね!!

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私たちは病気を回復しようとする潜在的治癒力を持っています。この素晴らしい力を信じ潜在的治癒力が最大限発揮出来る様、環境を整えることが求められます。なぜなら、おなかの健康が私たちを元気に活動させ、美肌を保つ潜在的エネルギーを高める秘訣だからです。このおなかの健康に大いに役立つのが納豆菌なのです。

人間の体も腸の中は植物と土の関係の様に、腸内には100種類100兆と言う数の微生物が棲んでいます。これら微生物も食物せんいやミネラル・微量元素が揃った環境で人間の体の中でビタミンを始めとし種々のアミノ酸を合成し栄養素を分解してくれます。

この腸内の微生物が腸の中で働いてくれるから人間は元気に生きているのです。しかし現代の食生活にはミネラル、微量元素、食物せんいが不足しており、その上我々はこの命の恩人である腸内微生物を防腐剤で居心地悪くしています。植物は農薬で、人間は防腐剤等で本来の正常な姿を失っています。この失われた状態を取り戻すには、腸内の善玉微生物の活動を旺盛にする納豆菌をもっと活用すべきです。 

イキイキとした酵素群がたくさん含まれている納豆菌を食べると、消化薬と栄養が同時に摂れ、子供の成長を促したり、また老化や成人病を防ぎ、中年男性のスタミナ増進、便秘の防止などにも役立ち、肌をいつまでもみずみずしく保つ手助けをしてくれます。

■納豆菌は枯草菌の仲間      

名は体を表わすと申しますが、「枯草菌」は枯れ草を生活の場にしています。「納豆菌」もこの「枯草菌」の仲間なのです。ワラには数えきれないほど無数の目に見えない微生物がいるはずなのに、納豆の中には納豆菌しか見あたらないようです。このような状態のことを難しい言葉では「菌叢」、英語では「ミクロフローラ」といいます。ヨーグルトや漬物、独特の風味が売り物のチーズ、いずれもある決まった微生物が発酵にかかわっています。

納豆菌を含め、これら目に見えない生き物の世界でも、熾烈なサバイバル戦争が繰り広げられその戦いに生き残った勝者が納豆菌であり、乳酸菌であるわけです。枯れ草は乾燥していて微生物にとって必ずしも好ましい食べ物とはなりませんが、それでも小さくて目に見えない生き物が数えきれないほどいます。雨が降ったりして適当に水分が補給されると、一斉に繁殖を始めます。そうすると「発酵熱」が発生しさまざまな微生物が熱で死んでいく中、「枯草菌」や「納豆菌」はからだの中に「胞子」と呼ばれる熱にも乾燥にもびくともしない隠し玉を持っているので少々の熱にはへっちゃらです。こうして納豆菌だけがサバイバル戦争の勝者となるのです。

■納豆菌を顕微鏡で見てみると

納豆菌は稲ワラに限らず、土中にも、大豆の表面にも、空気中にもいろいろなところにいます。納豆菌は幅が1ミクロン、長さが3ミクロン前後の大きさで、ちょうど桿のような形をしており、その先端はやや丸みがかっています。(1ミクロン=1000分の1ミリメートル)

からだの周りには十本前後のひげのような鞭毛がついています。この鞭毛を動かして納豆菌は活発に動き回ることができます。

稲ワラに住みついているほどですから、お米がつくられているところに納豆菌は棲息しており、気温が10度から65度ぐらいの範囲で活動でき、最も適した温度は40度から45度の間です。アルコールをつくる酵母やヨーグルト、漬物をつくる乳酸菌が20度から30度で活動するのに比べ、納豆菌がはるかに高熱で活動することができます。

1個の納豆菌でも16時間後には40億個

納豆菌は好条件のもとでは30分で倍、倍と増えていきますたった1個の納豆菌でも16時間後には、40億個と天文学的な数にも達するのです。

その驚異的な繁殖力を維持するためには納豆菌白身、エネルギーを必要とします。大豆蛋白、糖質や脂質はもちろんですが、納豆菌はビタミンH(ビオチン)が含まれた食品を好むようですビオチンをたくさん含まれている食品は大豆、カリフラワー、豚のレバー、アルファルファなどです

ところで、生きた納豆菌を一度に摂取することは出来ますが、いったいどのくらいの期間納豆菌がお腹の中に留まっているのでしょうか。納豆菌は腸内細菌ではありませんから、大腸菌や乳酸菌のようにお腹の中に留まりません。便を調べたところ、大体一週間で便の中から納豆菌は検出されなくなるといわれます。お腹の中をよりよい状態に常に保つ為には、生命力に溢れる納豆菌又は納豆を絶えず摂取することが大切です。

■胞子に変わって休眠

納豆菌の特徴として忘れてはいけないことがもう一つあります。気温が適温域をはずれたり、栄養分の不足や、乾燥状態に陥ると、つまり環境が悪くなると胞子に変わり、環境がよくなるまで休眠し、活動を停止してしまうのです。熊やカエルの冬眠に似ているようですが、稲ワラではこの胞子の状態で納豆菌は棲息しています。胞子の形は楕円形をしており、幅は約1ミクロン、長さ約1.5ミクロンぐらいの大きさで、納豆菌のからだの中につくられます。胞子をつくることができるため、他の多くの微生物に比べて環境の激変に対しても抵抗力が強く、沸騰水の中で10分間以上加熱しても死滅することはありません。胞子は休眠が破られると、発芽を始め、栄養細胞となって再び分裂を開始します。そして納豆菌の数は倍々で増えていき、1晩で10億個以上になります。よく考えてみると、納豆菌はなんとも不思議な生き物ではあります。

 

■納豆菌の強さを証明

納豆菌は活性酵素をいっばい生み出しますがこれが消化活動を活発化し、食べ物の消化を助けます、チーズ、ヨーグルトといった乳製品、あるいは糠漬けや味噌といった発酵食品を食べるとき、あなたは生きた乳酸菌やカビを一緒に食べていると感じますか。ヨーグルトの場合は、生きた乳酸菌というのがセールスポイントになっていますが、納豆菌の強さでいったらその比ではありません。

納豆菌の強さを証明したのが、農水相の研究員が行なった実験でした。その研究員はビフィズス菌や納豆菌などを同時に摂取し、便を採取して便の中に残っている腸内細菌の種類を調べてみると、(手元の資料ではどのような条件なのか解りませんが多分いくらかの加熱した条件下だと思います。)生きて採取されたのは、納豆菌ただ一つ。ビフィズス菌もなければ乳酸菌もなし。もう一つ、納豆菌のしぶとさは、その「長生き度」にあります。

他の腸内細菌は、寿命が短く、弱く、それゆえに随時補給しなければ、腸での長い活躍が期待できないのですが、どっこい、納豆菌は長く生きています。一度経口投与すると、4日から5日排便されてもその中に多量に検出されるのですから、そのしぶとさは驚くべきものと言えましょう。

この強さが納豆菌の大きなポイントであり、整腸効果が高い根拠の一つなのです。口から入った納豆菌は、空気と水と温度と体内の食物の栄養を得て、分裂繁殖を繰り返し、大腸全体に広がって何日も腸の中をガードし、清掃します。それゆえに他の腸内細菌などよりも持続した高い効果が期待できるのです。納豆菌が生きたままお腹の中に入り、善玉乳酸菌の繁殖を応援したり、新たな栄養成分をつくるなど、めざましい働きをするのです。つまり、腸内細菌のバランスを整え、下痢や腸炎を予防し、便秘をも防ぎます。整腸作用はその賜物といえましょう。

■ポイントは善玉の腸内細菌

「腸内細菌」といいますが、この言葉になじみのない方のために、簡単に説明しておきましょう。

「細菌」という言葉だけを見ると、チフス菌とかコレラ菌のような悪い細菌を想像されるかもしれませんが、細菌は細菌でも腸内細菌は感染症を起こす菌とはおおいに異なります。腸内細菌とは、腸の中に棲み、さまざまな働きをしている菌のことです。腸の中には約100種、100兆ほどの腸内細菌がいると言われ、それぞれがホルモンを作ったり、ビタミンや酵素、ミネラル、タンパク質などを構成しながら、腸の活動を調整し、人間の生命維持活動を行なっています。

その腸内細菌の中で、人間の健康にとってよい働きをするものを善玉菌(有効菌)、悪い働きをするものを悪玉菌(有害菌)と呼んでいますが、納豆菌やビフィズス菌、ヤクルト菌、酵母菌などが善玉菌の代表です。

反対に悪玉菌の代表と言えば、腐敗菌でしょう、この腐敗菌が便秘や下痢の原因になり、はたまた便秘や下痢を長引かせる大きな要因になり、腐敗菌の代名詞とも言うべきウィルシュ菌に至っては、タンパク質を分解して発ガン物質を作ったり、老化を早めたりすると言われています。

このことでも、悪玉菌がいかにやっかいなものであるかが想像できると思いますが、問題は悪玉菌が増えると善玉菌が減ってしまうことです。そして健康に悪いさまざまな物質を発生させます。さらに肝不全の誘因になるアンモニアや硫化水素、アレルギー疾患を引き起こすヒスタミン、そしてインドールやフェノールという発ガン物質がよく知られていますが、そのような誘因物質を作らせないためにも、善玉菌を増やしてあげなければならないのです。

腸内微生物でとくに重要な役割を果たしているのがビフィズス菌です。はじめビフィズス菌は母乳栄養児の便から発見され、長い間乳児のお腹の中にしかいないと思われていました。ところが、いまではビフィズス菌にもいろいろな仲間がいて、それらが成人や動物のお腹の中にも棲みついていることがわかったのです。

■老年期に入るとビフィズス菌が減少

赤ちゃんのお腹の中でビフィズス菌の占める割合はじつに95パーセント以上にも達しますが、離乳期を過ぎるとビフィズス菌の種類も乳児型から成人型へ変化し、その占める割合も10パーセントくらいまで減ってきます。安定した腸内細菌のバランスも老年期に入るとビフィズス菌が減少し、大腸菌や腐敗菌といわれるウェルシュ菌が優勢になります。

健康な人のお腹の中ではビフィズス菌のような善玉菌が腸内では優勢勢力の1つであることには変わりはなく、ウェルシュ菌のような悪玉菌や外から入ってきた病原菌が増えないようにニラミをきかせているのです。

では、ビフィズス菌のような善玉菌はどのようにすれば、増やすことができるのでしょうか。化学肥料に頼りすぎて大地に力がなくなり病気に弱い野菜を農薬に頼って商品化している野菜より、多くの消費者は無農薬野菜を求めます。篤農家は土作に懸命で大地にミネラルのバランスを整え有機肥料を与え有益土壌微生物の力を最大限引き出そうと懸命です。私たち人間の大腸小腸の機能も植物の根と共通する働きと周りの環境に置かれています。ビフィズス菌をはじめ腸内有益菌を増やすためにミネラルバランスの良い食品や、食物繊維を多く含む食品を摂ることです。このことがビフィズス菌などが増える好環境といえます。また食物繊維は一昔前までからだにとって無用のものと思われていましたが、最近では大腸ガンや心筋梗塞、脳梗塞を防ぎ、悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化などの予防の働きもしていることがわかり、ダイエタリー・ファイバーとも呼ばれていますが腸内微生物の働きと無縁では有りません。

■ビフィズス菌を増やす納豆菌

自らが善玉菌となって悪玉菌をやっつける納豆菌と同時に、ビフィズス菌など他の善玉菌を増やしてやる。そんな力が納豆菌にあります。摂取する納豆菌は胞子状になっていますからとても安定していますし、胃酸に出会っても簡単には死ぬことはありません。その菌が胃を通り、あるものは途中で分裂繁殖し、あるものは胞子の形のまま腸に達する。その数も何億、という単位だと思います。

腸の中には、善玉菌から悪玉菌に至るまでさまざまな腸内細菌があり、それらが相互に作用しながら、各種の酵素を製造したり腸の中の清掃を行なったりしているのです。納豆菌はそれらの善玉菌と共同して、特殊な酵素を作り出し、その酵素の力で便秘や下痢などで発生した腐敗菌を殺し、善玉菌を増やしています。これが現在推定されている納豆菌の整腸作用のしくみです。酵素と言えば、納豆菌の酵素作用は、すでに医学で実用化されており、消化剤が精製されていることからも、納豆菌の発揮する酵素の力は類推できると思います。

■二日酔い防止にピッタリ

納豆菌が二日酔い予防に効く会合などで「ちょっと飲みすぎる可能性があるな」と思う時には、まず納豆菌を飲みます。そうすると多少飲みすぎても悪酔いはしません。翌朝もスッキリそんな利用法を知っている人は意外と少ないようです。二日酔い防止というよりは、飲んだ次の日の下痢防止としても使えます。お酒を飲んだ翌朝に下痢になる人もいますが、お酒を飲む前におちょこに一口の納豆菌を飲むとちがいます。また家庭の常備食としても使います、経験者のみ納豆菌のよさを知ります。

 

■生体調節機能

最近、新聞やテレビなどで「食品の機能性」とか「機能性食品」という言葉がずいぶんいわれるようになりました。食品機能という言葉をはじめて使ったのは藤巻正生博士(元お茶の水女子大学学長)で、私たちが食べている食品を、生きていくうえで必要な栄養素である一次機能、食べたらおいしそうだなと感覚に訴える二次機能、さらにもう一つ、「生体調節機能」があるとして、三次機能と名づけました。この第三の機能は、免疫力を高め、病気の予防や回復、老化の予防などのように私たちの身体の働きをコントロールし、健康なからだを維持する働きをいいます。

発酵食品である納豆には、栄養たっぷりの大豆と食欲をそそる納豆のおいしさに加え、三次機能の性質がことのほか高いように思われます。生のまま食べると下痢をするような豆のたんぱく質を微生物の力を借りて食べられる形へとつくりかえた発酵食品の納豆はまさに古代人の生活の知恵といえるでしょう。いま、「温故知新」とか「医食同源」といった言葉を改めて考えるべき時期にきているようです。

 

■納豆のすぐれた食効

だれでも健康で幸せな一生を送りたいと思います。健康と寿命を延ばす要因にはいろいろなものがありますが、個人の注意により確実に健康を維持できる要因は食生活にあります。「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質に富む大豆を使った食べ物で、納豆ほど世界に誇れる健康食品はないでしょう。大豆を納豆菌により発酵させると納豆菌の働きによって新しい薬効が加わり、大豆自体の栄養に納豆菌の生産物、さらに納豆菌の生菌効果などが相乗的に効果を発揮し、世界に類のない食べ物に仕上がっています。ビタミン剤や風邪薬などが手軽に手に入らなかった昔は、貴重な薬餌でした。今日のように納豆が庶民の食卓に乗るようになったのは江戸は元禄時代1600年頃からのようです。『本朝食鑑』にも『腹中を整え食をすすめ、毒を解す』と記述されているとおり、納豆は、栄養豊富なうえに整腸作用に優れた発酵食品で、当時とても貴重な薬餌であった事が伺えます。

納豆には大きく分けて塩納豆と糸引き納豆が有りますが前者と思われる納豆の祖先ともいえる鼓にしても、『本草綱目』には「食欲を増進させ、脚気を治す」とあり、『食物和歌本草』には「虫を下し、健胃、肩こり、たん咳、中風、腹痛によく、酒の酔いをさます」とか、『本草綱目啓蒙』には「鼓には淡鼓、塩鼓の別あり、塩を入れざるを淡鼓という。薬にはこれを用ふ」と、そのものズバリの納豆の薬餌としての表現が見られます。さらに『和漢三才図会』にも「鼓は苦くて甘くて冷ややかで渋い。熱病、頭痛、悪寒、精神の不安定によく、ねぎを混ぜれば汗を出し、酒を混ぜれば風邪を治す」ともあり、当時の人々にとって、とても貴重な薬の代替物であったことが十分伺えます。

 

■発表された納豆菌にガンの抑制効果

納豆菌を研究している学者は何人かいますが、納豆菌を専門に、継続的に、研究している現役の学者となるとさほど多くはありません。「納豆菌を飲んだ時の医学効果の研究」となると、実に限られてきます。それと言うのも、納豆菌は純粋培養がとても面倒だからです。研究には、安定した一定品質の納豆菌の培養が欠かせないのですが、納豆菌そのものの医学的な働きについての研究でいちばん有名なのが、昭和42年、金沢大学の亀田幸雄博士によって行なわれた制ガン効果の実験でしょうか。

亀田博士は、次のような実験をしました。「両足の付け根にガン細胞を移植したハツカネズミの片方の足にだけ、納豆菌を注入してその後のガンの発達を観察したところ、納豆菌を注入しなかった足にはガンが発生していたが、注入したほうにはガンはなく、あったとしても半分以下の確率だった。」このことが新聞に発表されて大きな話題となりましたが、納豆菌がどんなメカニズムでガンを抑えるかについては不明な部分がありますが、ガンの抑制効果があることは間違いないようです。

そのほか納豆菌の胞子にはどのような医学的な効果があるのか、それを実験するために高血圧になりやすい血統にあるラットを選出し、そのラットに高血圧の元とも言うべき塩分を与えて高血圧の素地を作りながら、これらのラットを二つのグループに分けました。そして一方には納豆を与え、一方には何も与えない実験をしたのです。その結果は一目瞭然でした。納豆を与えたラットは高血圧になりにくく、長命であったのに対して、納豆を与えなかったラットは高血圧になり短命でした。その結果を踏まえて、納豆の何に効果があったかを調べたところ、納豆菌の胞子に強い血圧上昇防止力があるということが分かったのです。

これは血栓の生成を防止する効果とよく似ていますので、何らかの関係があるのかもしれません。でも残念ながら、その関連性については後の研究を待たなければならないようです。同じくネズミによる実験ですが、納豆菌に含まれる成分を慢性すい炎を起こしていたネズミに与えたところ、改善したという実験報告があります。