映画 スープ~生まれ変わりの物語~
初日舞台挨拶で観て来ました。舞台挨拶は上映後にあり、登壇者は、生瀬勝久、小西真奈美、刈谷友衣子、野村周平、広瀬アリス、橋本愛、そして、主題曲の作曲家。
役者の演技はよかったです。生瀬さんはトリックのイメージがあったので、コメディ的なイメージだったのですが、渋い性格俳優の演技でした。
高校生役の演技も光っていました。確かに今の高校生はああいうふるまいするだろうなという演技でした。特に生まれ変わった役の役者は、生まれ変わり前の役者の演技を引き継がないといけない難しい演出をこなしていたと感じました。
だけど、脚本や演出はあまりよくなかったです。
脚本はものすごくものたりなさを感じました。えっ、これだけという感じです。意外性も何もない。役者の演技力がなかったら、観るに耐えないものだったでしょう。
それと、演出もひどい。あの世というのに、幻想的な雰囲気は全くない。どっかの田舎のホテルか文化センターを貸し切ってとりましたというのが丸分かり。監督が自然が苦手と言っていたけど、あの世を演出するのに、田舎の自然風景を描写されても困りますと感じました。
映画のあの世のシーンにバーのシーンがあったので、駅に向かう途中のバーで飲んでいます。
でも、あの世のシーンなのに、ジーマなどのロゴがありまくりの演出には正直萎えました。