ベーシストの強い味方SHIGEMORI D・O・T | deepsleepイワサキのBASSなブログ

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愛知県安城市を中心に活動している、3ピースロックバンドdeepsleepのベーシストのブログです。
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SHIGEMORI G・O・T BASS DRIVE


一番最近買ったエフェクターです。値段がお高いせいか、なかなか手が出せませんでしたが

仲の良いバンドに使わせてもらいつい買ってしまいました。


外観の特徴はアルミ削り出しのボディーです。かなりピカピカしていてカッコいい。

見た目重視の自分にとってはツボの一つ。

自動車のホイールにも使うアルミ材らしく純度の高いアルミを使用しているとか。


コントロールは VOL TONE GAINの三つ。

このトーンが癖がありましてが一概にセンターがフラットではありません。(楽器によります。)

左へ回すLOW トーン 右へ回すとHIトーンという具合にかかります。

GAINですが個体差があるのか借りた個体は9時くらいで歪みますが自分の個体では11時くらいで

微妙に歪みだす程度です。



使用方法は3パターン思いつきました。

1、ブースターとして使う。

2、オーバードライブとして使う。

3、プリアンプ的に使う。


1のブースターとしては気持ちTONEをLOWに寄せて太くして使うくらいのクリーンブースターとして

使用するのにちょうど良いと思います。


2のオーバードライブとして使用はTONEとGAINのバランスで歪み具合を調節。

BOSSのように繋いでも音痩せや音質変化は全く感じなくローノイズ。低音もしっかり出るので

セッティング次第でアンサンブルでの音抜けも問題ありません。


3のプリアンプな使い方もありだと思います。

はっきり言ってSANSのベードラ買うよりこちらをお勧めします。

レンジが広いのと私的にMID辺りの音質が好きなのでアンプがダメな現場の場合でもなんとかなると思います。

私的には足元での音質補正は大嫌いなので(コンパクトのコンプ、EQ、プリアンプでの音作り)

どうしようもない時以外はやることはないですけど。


自分は1のブースターとして使っております。

VOL 少し上げ、TONE 少しLOW寄りに GAIN歪みだすくらいのONでLO-MIDが上がる設定。

で使っています。

LIVEの当日PAさんに導入したことを伝えON OFFの音量,音質変化を確認してもらいましたが

あまり変わらない(分からない)とのこと。

しかしステージ上では自分を含むメンバーはON OFFの切り替えを感じるのです。

かなりナチュラルにブーストできます。

わざとらしくならず、なおかつ自分やメンバーのテンションが上がる効果。

ある意味エフェクターボックスの正しい使い方ではないでしょうかw


付属品で外付けバッテリーソケットが付いてきます。電池は別売

しっかりしたものです。ばら売りしていないのかな?

本体の中にバッテリーを入れず外付けで使用します。(開けると保証が聞かなくなるとか。)

作動の推奨は9Vアルカリ電池。パワーサプライ等では100%の効果を発揮できないからとか。

両方試しましたが自宅小型コンボアンプではその差は分かりませんでしたが。




SHIGEMORI自体2人で運営しており、このボディーを加工する人と

基盤を作る人の2人なんだそうです。ちなみにボディーを作っている人は

実際にホイールを作っている職人さんだそうです。

アルミを削り出すその機械のランニングコスト

基盤やスイッチのパーツも仕入れた中から

厳選して使う(500仕入れたけど100くらいしか使えないものもある。)

というオールハンドメイドのこだわりからこの価格もまぁ、納得というとこです。