昨日NHKのAtoZと言う番組で薬のことの放送していました。

現在流通している、調剤薬のほとんどが1990年代に作られた事。

2000年代には、まったく新薬が出来てない事実も

ほぼ大半の調剤薬が2010年に特許が切れるそうで。

確かに薬価は高いです、ジェネリックも普及はしていますが、

新薬を開発するのには、一つの薬剤につき1500億円規模がかかるそうで

特許と言う収益源が無くなる、製薬メーカーは新薬を作れない環境に

なるそうです、原因は「原因が特定できる疾病」に対する薬は

すでに開発され尽くしているそうで、原因が分からない病気しか

残ってないそうです、拡張型が入るかどうか分かりませんが、

希少疾病の薬剤の開発は、開発製造が遠のくのでは?と

危惧しています。

製薬メーカーも、営利を追及しなくてはいけないので分からない訳では

ないですが・・・・・。

そこで、昔に開発された、違う病気向けの薬を、ちょっと改良して

まったく違う病気に使う試みも行われているそうです。

拡張型に関して言えば、薬では病気の進行を遅らせるぐらいで、完治は期待できません。

それも、カクテル療法(複数の薬の組み合わせの飲み方)でないといけない

とうぜん、人により薬が合わずに重い副作用が発生することに。

原因が完全に特定できてない病気は「拡張型」でも同じ事、

現在ある薬の組み合わせ改良でも、新薬でも良いので

完治新薬を作って欲しいです、治験もすばやく・・・。

そう思いながら観ていました。