最近、世間を騒がされているのが「食品偽装事件」です、日本は昔から食に対しては「神話」みたいに国内産は安全、と思われていましたが・・・これが現実なんですね。

お米もそうです、低価格はブレンド米と思った方が無難です、何年度産と表記されてても、一年前の古米とかがブレンド米の場合、はいっている時があります。


ブランド米も怪しいものです、直接生産農家から買うのなら地域により信頼は出来ますが、紙袋(30kg入り玄米)流通米は「〇〇県〇〇産米」と書かれていても、袋だけ本物で中身が産地の違う米が入れ替えられている可能性もあります。なぜなら考えてみてください、今はコンビニでも弁当屋でも、超有名な米を使っています、限定された生産地でそんなに量は出来ないので・・・。

今年から農家を取り巻く環境が変わりました・・・、一番良い1等米でも、品種により60kg、信じられない金額です、これでは、農家は生活が出来ません、近い将来低品質米か超有名なブランド米しか国産米は生き残れないでしょう・・・。


最近では農薬の事を気にされている方が多くいます、中低地での低農薬や無農薬をうたっている所でも、その地域の上の方の地域で農薬を使えば、農業用水を伝い又は空気で流れてくるので、信頼度が低くなります、その解決法として棚田とかの中山間地域での「低農薬や無農薬をうたっている所」は信頼できるかと、なぜなら上の地域がないから。低地の農家さんが自分の生産米を売り、山間地のお米を買われている方が実際にいます。お米は玄米を暗所で湿気の少ない場所で保管をして、食べる分だけ精米して、食べるのが一番良い食べ方です。


精肉などは、加工が国内だから「国産」と表記をしている悪質な業者がいます、国産か輸入かは素人では分かりません、でも価格帯で「高いから国産」と判断されている人は注意が必要です、確かに国産は手間や原材料のコストが高いのでそれで高いのですが・・・・、今は生産履歴を確認できるようになっていますので・・・、安心できるものを自分の目で買いましょう。


患者さんをご家族にいる方は、食品添加物は注意が必要です、現在では殆んどの食品に表記されていますので、服用薬や病気で食べられないものがありますので。


原油高や気候変動の凶作で、ほぼ全てのさまざまな物が高くなり、又は手に入らなくなる物も出てきます、もちろん医薬品も例外ではありません・・・。