こんにちは。
PTSD・アダルトチルドレン・機能不全家族問題専門の
鹿児島の心理臨床家“がんちゃん先生”こと岩元應和(マサカズ)です。
あなたは他者から巻き込まれるタイプですか? それとも巻き込むタイプですか?
もし前者の場合、あなたの恐れは人から嫌われることではありませんか?
Yesの場合、その恐れをこれからも維持し、身も心も消耗し続けますか?
風薫る5月。爽やかな風を感じる季節。
さて…この4月29日(土)&30日(日)は
僕が講師を務める心理カウンセラー養成スクールの
「NLPファミリーセラピー・プラクティショナー(公認心理カウンセラー)養成コース第11期」の
5日&6日目(全12日間)の講義Days。
受講メンバーは9名(男性1名、女性8名)。
20代、30代、40代と世代を超えてココロの学びの場を創っている。
今回も鹿児島県内のみならず
お隣の熊本県や、遠くは愛知県からもご参加頂いている。
▼ NLPファミリーセラピーの12期生募集中!
https://www.iwamotomasakazu-school.jp/プラクティショナー養成/
そして…講義中、
ある受講生さんから「自分と他者との境界線」に関するご質問をいただいた。
境界線とは心理学の世界では「バウンダリー」と呼ばれ、自分自身の心理的領域を意味する。
自分自身のバウンダリーが曖昧なままでいると、
他者から都合の良い様に巻き込まれたとしても…なかなか「No」が言えないままでいたりする。
あなたはこんなご経験がありませんか?
本当は行きたくないけど、誘われたから…
「YES」と言って参加し、結果、後悔したことって…
あるいは、
友人や同僚からの頼まれごとに「嫌」と言えず…結果、ストレスを抱えてしまった…とか。
おそらく多くの人たちは
自分自身のパーソナルスペース(他者に近づかれると不快に感じる空間)を理解している…。
バスや電車、飛行機等に乗った時、
隣に座ってきた人があまりにも自分のスペースに入り込んできたら不快な気持ちになることが…。
こうして自身のパーソナルスペースを理解している人でも
自分と他者との「境界線」が曖昧なままか、むしろ、ないに等しい人が案外に多い。
そして…こうした人たちは決まって
巻き込み型の他者から自分の境界線を踏み込まれ、
精神的にクタクタになっても、相変わらず「NO」が言えないまま今日も明日も消耗している。
同時に、自分は他者に迷惑を掛けまいと心には誓っていても
無意識に、あるいは反抗的に、他者の境界線に踏み込んで迷惑を掛けていたりする。
しかも残念なことに、相手に迷惑を掛けていることに気づいていない人が、これも多いのである。
あなたは他者から巻き込まれるタイプですか? それとも巻き込むタイプですか?
もし前者の場合、あなたの恐れは人から嫌われることではありませんか?
Yesの場合、その恐れをこれからも維持し、身も心も消耗し続けますか?
ここに境界線が曖昧な人(あるいはない人)の心理的特徴を紹介する。
「巻き込まれやすい人の心理」(15の特徴)。。
☑ 他者から嫌われたくないという心理の持主。
☑ 情報収集はするけれど…答えを一つに決めるのが苦手。
☑ 他者を傷つけること(不快に感じさせること)を恐れている。
☑ 周囲の他者とのトラブルを回避し、できれば仲良くしていたい。
☑ いわゆる「いい人」。それも周囲の他者にとって。
☑ 「知りたい」という欲求が強い。
☑ 起承転結…すべてを説明したい。
☑ 現実的な判断をモットーにしている。
☑ 相手の気持ちを考えて行動する(あるいは行動したい)。
☑ もし他者から相談されたら、親身になって応えたい。
☑ 他者の目を気にし過ぎる傾向。
☑ 慎重ではあるが思い切りが悪い面も…
☑ 自分を信頼してもらえると、やる気がわいてくる。
☑ 気配り心配りを感じない他者に対しては不快に感じる。
☑ SOS(ピンチのサイン)を出すことに、それほど抵抗はない。
あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
7つ以上当てはまった人は、
なんとなく「巻き込まれやすいタイプ」であることを意識しておくと…いいかもですね。
そして同時に、
「巻き込み型」の人たちにとってはカモであることも自覚しておくといいかも…
▼ 「巻き込まれやすい」という自分の心を変えたいとうい人へ
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あなたは他者から巻き込まれるタイプですか? それとも巻き込むタイプですか?
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Yesの場合、その恐れをこれからも維持し、身も心も消耗し続けますか?
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