ふたりは神様

　近頃、なぜか歩くと左足の裏や指が痛んだりするのですが、負けじと美術館へ行って参りました。

　夏の展示には珍しく客が少なくて見やすかったです。なんと言っても漫画を現在の形に作り上げた神様、手塚治虫と石ノ森章太郎を扱った企画ですから、見応えは十分。

　ワンフロアーしか使っていないとは思えない濃さでした。人気作であるブラックジャックや009を押し出すのは当然ですが、僕としてはキカイダーやW3の生原稿を読めたのが嬉しかったですね。

　魔神ガロンの短編アニメも良かったなあ。


　両先生の全集を買いそろえてしまおうかしら……。

　でも、その前にONE PIECEの最新刊を買っておくか。


　別のイベントで皇后様が初音ミクをご覧になり「これがミクちゃんですか」と、やんごとなきお言葉を下さったそうですが、この業界の神とも呼ぶべき手塚治虫と石ノ森章太郎の二柱が降臨しなければ、アニメもミクもONE PIECEもなかったかもしれないわけですな。


　明日は、仕事帰りに妻と「風立ちぬ」デートをする予定です。存分に刺激を受けてこよう。